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花火名人が技術と芸術性を競い合い ふくろい遠州の花火2万5000発

8/14(月) 10:33配信

THE PAGE

 全国の花火名人がその技を競う花火大会「ふくろい遠州の花火」が静岡県袋井市で開催され2万5000発の花火が夏の夜空に華麗な花を咲かせた。訪れた人たちは会場の原野谷川親水公園をはじめ、周辺の河川敷などで思い思いに花火を見学して夏の夜のひと時を楽しんでいた。

 ふくろい遠州の花火は、日本煙火芸術協会とタイアップして、全国の花火名人が作品を競う競技花火の大会が行われるのが特徴。今年、20回目を迎えた競技大会は、創作逸品花火の部と8号玉2発とスターマインの部に分けて行われ、審査により文部科学大臣賞、静岡県知事賞などが決まる。技術や芸術性が問われる大会になっている。

 打ち上げられた花火は、夜空に大輪の花を咲かせる伝統の花火にとどまらず、独創的な花火やユニークな花火も。太陽をイメージしたという花火、宝石を散りばめたような花火、観覧車のような花火、絵や記号を描いた花火など様々。例年40万人もの人出があり、会場の原野谷川親水公園は今年も多くの人で埋まった。会場の一角には三脚を構えた“カメラ女子”の一団も。話しを聞くと、地元の高校のカメラ部の部員で、撮った写真をコンテストに出すという。

 会場の外でも、河川敷などで家族連れやカップルがゴザを敷いて思い思いに花火を見て楽しんでいた。外国人の姿も多く、スマートフォンをかざしながら花火を楽しんでいた男性に話しを聞くと、インドネシアからきた実習生だという。SNSに花火のライブ映像を流し、インドネシアの家族や友達といっしょに見ているという。「インドネシアにも同じような大会はあるけれど、袋井の花火はとてもキレイですね」と話していた。

 ふくろい遠州の花火実行委員会によると、今年の競技大会は厳正な審査の結果、8号玉2発とスターマインの部では茨木県水戸市の花火名人、野村陽一さんが文部科学大臣賞に、創作逸品花火の部では新潟県の阿部煙火工業が静岡県知事賞に輝いた。

最終更新:8/21(月) 5:50
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