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【シンガポール】陸上庁、20年に公共交通をキャッシュレス化

8/14(月) 11:30配信

NNA

 シンガポールの陸上交通庁(LTA)は11日、公共交通機関のシステム統合会社トランジットリンクと連携して、2020年までに公共交通機関の完全キャッシュレス化を目指すと発表した。
 シンガポール政府が推進するIT国家「スマートネーション」構想に沿ったもの。現金での運賃支払いをなくしていく方針だ。
 LTAは3月、米クレジットカード大手マスターカードと共同で、非接触型決済機能を持つクレジットカードやデビットカードで公共交通機関に直接乗車できる試験サービスを開始。カードを改札機にかざすと登録された銀行口座から運賃を引き落とす仕組みで、試験サービスにはこれまでに10万人以上が参加している。同サービスが好評なことから、LTAとトランジットリンクは当初6カ月の予定だった試験期間を延長し、新たな決済手段の導入を探るという。
 LTAは「ezリンクカード」など交通系ICカードの利用を促進するため、今年1月から銀行のキャッシュカードやモバイル決済サービスで残高追加が可能な自動券売機をMRT(地下鉄・高架鉄道)の全駅に設置している。駅の窓口で残高を現金で追加するサービスは段階的に撤廃する方針で、まずは9月から11駅で中止する。自動券売機やコンビニエンスストアでの現金による残高追加は引き続き可能だ。
 将来的には、駐車場の料金支払いなど公共交通機関以外にもキャッシュレス化を広げていく計画だ。

最終更新:8/14(月) 11:30
NNA