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稲敷で企画展 本県力士、活躍の足跡

8/14(月) 13:00配信

茨城新聞クロスアイ

大相撲人気が高まる中、稲敷市八千石の市立歴史民俗資料館で、本県出身の歴代横綱と力士35人のゆかりの品約100点を集めた企画展「横綱と茨城の力士」が開かれ、多くの相撲ファンが訪れている。横綱稀勢の里関の錦絵や土俵入りの写真、戦前の横綱男女ノ川(みなのがわ)の化粧まわし、江戸後期の横綱稲妻が腰に着けた横綱(レプリカ)などを展示。茨城出身力士らの活躍の歴史が分かる。

同館によると、本県出身の横綱は4人。稲妻(1802~77年)は同市阿波崎出身。当時最高位の大関に昇進し、一時代を築いた。29年には名誉称号の横綱を得た。「角聖」と称された常陸山(1874~1922年)は水戸市城東出身。明治期、横綱梅ケ谷(うめがたに)と相撲人気を盛り上げ、引退後は旧両国国技館の建設に尽力した。男女ノ川(1903~71年)はつくば市磯部出身。身長196センチの巨体で「動く仁王像」の異名もあった。33年には全勝優勝を果たした。

稀勢の里関(1986年生まれ)は牛久市出身。2002年に初土俵を踏み、11年に大関、今年1月に横綱に昇進。現在の相撲人気に大きく貢献している。

企画展は「本県出身4横綱」「本県出身幕内力士」「歴代の横綱」の三つで構成し、それぞれのコーナーにゆかりの品をそろえている。江戸期に制作された稲妻の錦絵のほか、常陸山の手形を収めた掛け軸、男女ノ川の化粧まわし、稀勢の里関の幟(のぼり)など、力士たちの勇姿を伝える品々がそろっている。

同館は「茨城の力士を大々的に紹介する展覧会は(同館では)20年ぶり。躍動感あふれる活躍の軌跡を感じ取ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。

会期は9月28日まで。入場無料。開館時間は午前9時~午後4時半(水曜日は午前11時開館)。月曜日休館。問い合わせは同館(電)0299(79)3211。

(鹿嶋栄寿)

茨城新聞社