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ボルト、現役復帰の可能性を否定 「多くの選手がカムバックして恥をさらすのを見てきた」/陸上

8/14(月) 13:36配信

サンケイスポーツ

 陸上男子短距離のスターで、ロンドン世界選手権を最後に、現役を退いたウサイン・ボルト(30)=ジャマイカ=が13日、全種目終了後にロンドン競技場で引退セレモニーと会見を行った。母国の最終走者を務めた400メートルリレー決勝は、左脚を痛めて途中棄権。ラストレースで悲劇的な結末を迎えた。

 英BBCによると、ボルトは「多くの選手がカムバックして恥をさらすのを見てきた。そういう人たちにはならない」と現役復帰の可能性を否定したという。また個人種目の男子100メートルで3連覇を逃した後、知人から「ウサイン、心配するな。モハメド・アリも最後の試合は負けた。気にすることはない」とプロボクシングの元世界ヘビー級王者、故モハメド・アリ氏(米国)の名を持ち出され、励まされたことを明かした。

 ボルトは2008年北京五輪から3大会連続で100、200メートルで金メダル獲得した。両種目で世界記録を持つ人類最速の男は、「毎年、自分のことを証明してきた。すべてに別れを告げる」と数々の伝説を刻んだトラックに未練はない様子だった。