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“パンドラの箱”国家情報院メインサーバー、初めて開かれた

8/14(月) 11:53配信

ハンギョレ新聞

国家情報院「民間人世論操作チーム」規模明らかに 検察、2013年コンピュータ押収捜索試みたが 国家情報院「公務上理由」を口実に押収捜索阻む 公式調査機構としては国家情報院TFが初めて接近

 国家情報院積弊清算TFが、過去の国家情報院による政治介入などの不法活動を短期間に多数見つけ出し、国家情報院内のメインサーバーが改めて注目されている。積弊清算TFがこれまで外部からの接近が不可能だったメインサーバーを調査できるようになり、検察内外では“パンドラの箱”が開かれたという表現まで出ている。

 13日、国家情報院改革発展委員会などの説明を総合すれば、TFは国家情報院内のメインサーバー調査を通じて、国家情報院が動員した民間人世論操作チームの規模を初めて明らかにした。TFは現在もメインサーバーにキーワードなどを用いる方式で、オンライン世論操作チームの活動に対して調査中で、それ以外の他の調査事件に対しても同じ方式で接近していると分かった。これに先立って国家情報院改革発展委はこのような調査過程を経て、3日に「ウォン・セフン元国家情報院長就任後に30個のサイバー外郭チームを動員して世論操作活動をした」と発表した。

 今回のように公式的な調査機構が国家情報院のメインサーバーにまともに接近するのは初めてだ。これまで「国家安保」という名の下にかくされてきた国家情報院の違法・不法活動に対する全般的な点検の機会にしなければならないと指摘されている。検察は2005年8月、旧国家安全企画部が政官界と市民社会を不法に盗聴した「安全企画部Xファイル」事件捜査の時と、2013年4月30日「国家情報院の大統領選挙・政治介入疑惑」捜査の時に国家情報院に対する押収捜索を試みたことがある。だが、当時国家情報院は「公務上秘密」を理由にメインコンピュータに対する押収捜索を拒否した。検察は「コンピュータサーバーの場合、情報機関の特性を勘案して国家情報院職員の立ち会いの下でこの事件に関連するキーワードを検索して資料を確保しようとしたが、やはり接近できなかった」と明らかにした。

 検察が2013年8月、ウォン元国家情報院長の1審公判で明らかにした国家情報院押収捜索結果によれば、結局検察は当時心理戦団事務室で核心部分が消された業務資料など、きわめて一部だけを押収したことが分かった。検察が国家情報院職員のノートPCのロックを解くよう要求したがこれもやはり拒否された。

ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8/14(月) 11:53
ハンギョレ新聞