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「強制徴用労働者像」龍山駅広場に初設置

8/14(月) 6:58配信

ハンギョレ新聞

鍾路の日本大使館前の少女像の隣にも設置推進

 光復(解放)72周年をむかえ、日帝強制占領期間に強制徴用された労働者の魂を記憶する「強制徴用労働者像」が各地で設置されている。12日、韓国国内では初めてソウルと仁川市(インチョンシ)富平区(プピョング)にそれぞれ「強制徴用労働者像」が設置されたのに続き、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧駐韓日本大使館前の「平和の少女像」の隣にも「強制徴用労働者像」の設置が推進されている。

 民主労総・韓国労総などで構成された「強制徴用労働者像建設推進委員会」は12日、ソウル龍山(ヨンサン)駅広場で強制徴用労働者像除幕式を開いた。この像は、痩せ細った姿の強制徴用労働者が右手にツルハシを持ち遠方を眺める姿をしている。像の高さは2.1メートルで、強制徴用に関する説明が書かれた柱4本に囲まれている。平和の少女像を作った彫刻家のキム・ウンソン、キム・ソギョン夫婦が製作した。この像は当初3月1日に設置される予定だったが、土地所有者の政府が敷地の使用を許可せず失敗に終わった。今回も政府の敷地使用許可を受けない状態で建設を押し切ったことから論議が予想される。

 推進委は同日、仁川冨平の公園に強制徴用された女子労働者を形象化した高さ1.8メートルの銅像を設置した。また、今年10月に慶尚南道および済州地域でも「強制徴用労働者像」の設置を準備中だ。民主労総などは昨年8月、日本の京都に強制徴用労働者像を立てたが、韓国国内では今回が初めてだ。

 これとは別に、日帝強制徴用犠牲者およびその子孫などで構成された対日抗争期強制動員被害者連合会が今月15日午前11時、「平和の少女像」の隣で「強制徴用労働者像確定記念式」を開く。この団体のチャン・トクァン事務総長はこの日、ハンギョレとの通話で「祖先が体験した苦痛を胸に刻み、日帝植民地36年の恨をはらすため日本大使館前に強制徴用労働者石像を設置する予定だ。彫刻家キム・ウンソン氏により製作中で10月に製作完了する」と話した。チャン事務総長は「すでに日本側で動きがある。日本のジャーナリストだという人々が私たちの事務室やキム・ウンソン氏の作業室、および自宅に突然押しかけて来ている。今は冷静に区庁の審議のために公聴会の手続きなどを準備中」と話した。

キム・ヤンジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8/14(月) 6:58
ハンギョレ新聞