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川崎F家長がモヤモヤ吹き飛ばす背水の移籍初弾

8/14(月) 7:49配信

日刊スポーツ

<明治安田生命J1:川崎F3-1鹿島>◇第22節◇13日◇等々力

 川崎フロンターレのMF家長昭博(31)が、今季大宮から移籍後初ゴールを決めた。エースFW小林が右太もも裏の張りでベンチスタートとなり、家長が今季4度目の先発。前半ロスタイムに先制点を演出し、後半27分に左足で得点。所属したJ1の5クラブで得点を決めた。チームは3-1で首位鹿島アントラーズに完勝し、勝ち点差を4に縮めた。

 家長に川崎Fでの待望のリーグ初得点が生まれた。2-0で迎えた後半27分。途中出場のFW小林からパスを受けエリア内に仕掛けて、左足を振った。「パスを受けたときからイメージをしていた。シュートで終わろうと思っていた」。ゴールが決まった瞬間、両手でガッツポーズ。「ここで勝たないと自分は次がない」と背水の陣で臨んだ試合で、結果を出した。

 川崎Fの独特のパス回しへの順応に苦労した。開幕直後に右足親指付け根を骨折し長期離脱。主力組と、イメージを共有する戦術練習ができなかったことも響いた。直近2試合は出場機会はなく、先発もホームでは初。「もっと長い時間使ってほしいしモヤモヤした気持ちも持っていた。それを出したかった」。前半からスライディングでボール奪取など泥臭いプレーも見せた。攻めても相手のオウンゴールを誘発、2得点に絡んだ。

 指揮官は「家長がいい仕事をしてくれたことがチームの今後につながる」と目を細めた。家長は試合後、サポーター席の前で自身の応援歌を歌い、喜びを分かち合った。「みんなで攻守でアグレッシブにできた。継続することが大事」と手応えを口にした。【岩田千代巳】

 ▼J1在籍5クラブ弾 川崎FのMF家長が移籍後リーグ初ゴール。これでJ1での得点はG大阪、大分、C大阪、大宮に続いて5クラブ目(通算33点目)。J1通算152得点のブラジル人FWマルキーニョスが歴代最多6クラブ(東京V、横浜、市原=現千葉、清水、鹿島、神戸)で得点を記録しているが、日本選手で5クラブ弾は史上5人目の最多タイ記録。家長はスペインのマジョルカ、韓国の蔚山を含めると7クラブで得点したことになる。

最終更新:8/14(月) 7:54
日刊スポーツ