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[西部警察]今では当たり前・・・裕次郎の愛車 ”日産ガゼール”でいち早く搭載された意外なものとは

8/15(火) 18:20配信

オートックワン

昭和の大スター”石原裕次郎”没後30年という節目

刑事ドラマ「西部警察」で活躍した特別機動車両を徹底解説するこのコーナー。第3弾は、石原裕次郎演ずる捜査課長・木暮謙三の愛車「ガゼール」だ。厳密に言えば、スーパーZやサファリ、RS軍団のような特別機動車両ではないが、番組を象徴する華やかな1台である。

伝説の刑事ドラマ「西部警察」、今では当たり前の”アレ”を35年以上前に搭載!?

折しも今年は昭和の大スター”石原裕次郎”没後30年という節目を迎え、ガゼール オープンが展示される小樽・石原裕次郎記念館自体も8月末で閉館となってしまう。そう、実車を確実に観ることが出来る最後のチャンスとなるかもしれない。改めて振り返ってみよう。

さて、ガゼール オープンのベースモデルは日産 ガゼールの最上級グレード「2000XE-II」で、日本初採用となるドライブコンピューター搭載モデルとしても有名だ。パワートレインは、120ps/17.0kgmを誇る2リッター直列4気筒「Z20E」型エンジンに5速MTの組み合わせだ。

短命だった「ガゼール」はシルビアの姉妹車だった

そもそも“ガゼール”と言うネーミングは若い人にはなじみがないかもしれないが、1979年に3代目シルビアの姉妹車として登場したモデルだ。

メカニズムなどはシルビアと共通。だがシルビアはサニーなどの大衆車がメインのサニー店系列店で販売されていたのに対して、ガゼールはセドリックやローレルなどを扱っていた日産モーター店系列で販売する違いがあった。そんなことからか、フロントグリルやリアコンビランプによる差別化のみならず、装備面などシルビアよりも上位の位置づけで、高級感がプラスされていた。ちなみに1983年にフルモデルチェンジされるが、3年後の1986年にシルビアとの車種統合により販売終了。事実上の後継車は、同じくモーター店系で売られた180SXだ。

なぜ、西部警察ではシルビアではなくガゼールが選ばれたのか。理由は定かではないが、恐らく西部警察放映開始半年前にデビューしたブランニューのネーミングを浸透させるための販売上の戦略だったのではないか。個人的には、木暮課長のキャラクターや年齢などがガゼールの顧客層に近かったから・・・だと思っている。

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最終更新:8/15(火) 18:21
オートックワン