ここから本文です

今季無得点のエリクソン「ウェーレインとは対等に戦っており、チーム内でも“良いポジション“にいる」

8/17(木) 14:54配信

motorsport.com 日本版

 今季よりザウバーに移籍したメルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレイン。夏休み前の時点でチームメイトのマーカス・エリクソンが無得点なのに対し、彼は5ポイント獲得し、予選においてもハンガリーGPまでの9レース中7レースでエリクソンのタイムを上回っている。

写真:ハンガリーGPで卓球に興じるウェーレインとエリクソン

 しかし、エリクソンは自身がウェーレインに近しいパフォーマンスを発揮できていると考えているようだ。

「(ふたりの間には)ほんの少しの差しかないと僕は思っていたよ」

 そうエリクソンはMotorsport.comに対し語った。

「バルセロナの予選ではたったの0.005秒差だったし、ロシアでは彼がスピンしてイエローフラッグが振られる前は彼よりもペースが良かった」

「僅かな差だよ。僕たちは対等に戦えていたと思う。予選セッションも全体的に僕とパスカルのタイムを平均化すれば本当に僅差だし、少し改善すれば埋まると思う」

 ふたりの夏休み前までの全9回の予選の平均タイムの差は0.114秒であり、ウェーレインの方が優っている。それを踏まえてエリクソンは「彼(ウェーレイン)は良いドライバーだ」と語った。

「僕たちがチームメイトになる前から、彼が良いドライバーだということを知っていた。今季は特に予選でのパフォーマンスでそれを証明していたと思う」

「彼はここぞという時にタイムをまとめるのがうまいんだ。それが僕よりも彼のタイムが良かった理由だと思う。でもレースでは、僕たちは対等にバトルできている」

「さらに彼の走りと比較すると、もう少し予選でペースを上げることができるんじゃないかと僕は思っている」

 またエリクソンは、自分がザウバーの中でも”良いポジション”にいることができていると感じているようだ。その一方、2014年にF1デビューしてから下位チームのマシンに乗ってきた彼は、今後より競争力のあるマシンをドライブしたいと強く願っているという。

「ザウバーの中でも”良いポジション”にいると思う。僕は数年ここにいるけど、今が一番良い環境だ」

「でも、僕はドライバーとしてもっと競争力のあるマシンに乗りたいと思っている。今季後半はさらに前進して、強くなっていきたい」

「今のところ、来年の契約はないから、将来がどうなるのかはわからない」

「僕のF1キャリアの中で、最も遅いクルマで実力を発揮するのは難しいし、自分の可能性を示したり、より大きなチームにアピールするのはさらに困難だ」

「でも僕にできるのは、やれる限りのことをやって、懸命に働くこと。そしていつか勝利するために戦うことができるチームに加入できることを願っている」