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ロールス・ロイス減りGE増える。航空機エンジン部品加工メーカーの決断

8/18(金) 14:33配信

ニュースイッチ

近藤機械が新工場、「777X」受注拡大に備える

 近藤機械製作所(愛知県蟹江町、近藤豊社長)は、本社隣接地に航空機エンジン部品を生産する新工場を建設し、2017年末をめどに稼働する。投資額は約2億円。既存の宝工場(愛知県蟹江町)の賃貸契約期間が満了するため自前の新工場に移転し、規模も拡大する。米ボーイングの次期大型旅客機「777X」用エンジン部品の受注拡大に備える。

 新工場は平屋建て、建物面積約560平方メートル。宝工場より2割程度広くなる。設備は当面、宝工場の旋盤、マシニングセンター(MC)などを引き続き使い、今後の増産にも備える。

 近藤機械は大手軸受メーカーから受注し、航空機エンジンの主軸用軸受の部品加工を手がける。足元では英ロールス・ロイス製エンジン向けの仕事量が減っている。ただ、今後は20年就航予定の777Xに搭載される米ゼネラル・エレクトリック(GE)製エンジン向けの受注拡大を見込み、より広い工場スペースを確保することが課題だった。

 宝工場は本社から近いが人やモノの行き来で非効率な部分があった。賃借契約が満了するタイミングで本社隣接地に工場を設け生産効率化も図る。新工場は航空機関連以外に金型部品も生産する。本社工場ではバネ機械などの専用機や、スポーツ自転車のホイール・ハブも手がけている。

最終更新:8/18(金) 14:33
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