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「自閉症・情緒障がい学級」が沖縄の公立小で増えた背景

8/21(月) 6:00配信

沖縄タイムス

 本年度の沖縄県内の公立小学校の「自閉症・情緒障がい学級」は325クラス(前年度比70クラス増)で「知的障がい学級」の304クラス(同22クラス増)を初めて上回ったことが、文部科学省が3日に公表した2017年度学校基本調査(速報値)で分かった。

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 公立中学校の情緒障がい学級は114クラス(同22クラス増)、知的障がい学級は137クラス(同13クラス増)だった。

 情緒障がい学級は、自閉症や心理的な要因で社会生活への適応が困難な子らが通う特別支援学級の一つ。県内の小中学校で年々増加している。

 県内公立小中学校の特別支援学級数は974クラスで、前年度より155クラス増えた。

 県教育庁は「特別支援教育への理解が広がっていることや、ニーズの増加もある。16年度からは、学校に1人でも対象者がいれば特別支援学級を新設できるようになったことも影響しているとみられる」と話した。

 県内の大学(学部)の卒業生3931人のうち、非正規も含む就職者は2535人。卒業生に占める割合は64・48%で、全国の76・1%を下回った。

 また、県内中学校を卒業した人の高校等進学率は96・9%(全国平均98・8%)、高校を卒業した人の大学等進学率は39・5%(同54・7%)で、いずれも全国で最も低かった。

最終更新:8/21(月) 17:25
沖縄タイムス