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リニア中央新幹線「三大難所」工事順調 南アルプストンネル内部を初公開

8/23(水) 16:51配信

乗りものニュース

中央新幹線の開業時期に関わる難所

乗りものニュース

JR東海が中央新幹線の「鍵」、南アルプストンネルの内部を2017年8月23日(水)、報道陣へ初公開しました。

【図表】地表から最大およそ1400m深い場所を行くリニア

3000m級の山々がそびえ、トンネルから地表まで(土かぶり)が1400mにもなり大きな土圧がかかるなど、中央新幹線工事「三大難所」に数えられる南アルプストンネル(全長約25km)。

その工事の進み具合は中央新幹線の開業時期に関わるため、中央新幹線の本線は2015年12月、この南アルプストンネルから本格着工されました。

中央新幹線の「鍵」を握る南アルプストンネル。このたび報道公開されたその山梨工区では、早川非常口付近で先進坑を掘削中。そこで地質などを確認したのち、超電導リニアが走る本線トンネルの掘削が今年度中にも始まる見込みです。

JR東海・山梨工事事務所の有江喜一郎所長によると、工事は順調で、地質は問題なく湧水も少ないとのこと。今後の課題は地質を早期に予測し、対策して工事を進めることといいます。

中央新幹線は2027年にまず品川~名古屋で開業し、同区間を40分で結ぶ予定です。

なお、ほかの「三大難所」は、新幹線・在来線を運行しながらその地下に駅を造る品川と名古屋です。

恵 知仁(鉄道ライター)