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「孤独死」「ゴミ屋敷」再現ミニチュアが話題 25歳女性が込めた思い、浴槽の水をなぜ赤く?

8/27(日) 7:00配信

withnews

 部屋を埋め尽くす大量のゴミ、2カ月遺体が放置された浴室・・・思わず目を背けたくなってしまうような現場を再現した、異色のミニチュアが話題を呼んでいます。制作者は、孤独死の遺品を整理する会社に勤める25歳の女性社員です。込められた思いを聞きました。(朝日新聞デジタル編集部・信原 一貴)

【画像】孤独死、ゴミ屋敷、驚きのミニチュアを拡大

「ディテールがすごい」

 25日まで東京ビッグサイトで開かれた葬儀業界の商品展示会「エンディング産業展」。その一画にブースを構えたのが「遺品整理クリーンサービス」(本社・東京)です。

 「ミニチュア展示中」の看板の脇に、家の中を再現した三つの模型が飾られています。この模型、展示初日の23日に来場者が、「センスもディテールも凄い!」とツイッターに投稿。会期終了後も拡散は続き、1万4000回以上リツイートされる反響を呼んでいます。
 
 会期中にブースを訪ねると、ミニチュアをつくった社員の小島美羽さん(25)が案内してくれました。勤続3年。孤独死現場やゴミ屋敷など、年間300カ所以上の整理にたずさわっています。不要なごみを撤去し、金銭や契約書類などは保全。また、遺体が放置されて汚れた室内の清掃も行います。

 まず、目に止まったのが浴室のミニチュアです。浴槽からあふれた赤いお湯は一体・・・?

 「千葉で整理した孤独死の現場を再現したものです。入浴中に亡くなり、発見時には約2カ月たっていました」

 「お湯が保温され続けるお風呂だったこともあり、腐敗が大変進んでいたんですね。こうした場合、体は溶けてしまい、水はどす黒く染まっています。部屋の清掃もご遺族の手には負えません」

ゴミが天井まで

 その隣に並ぶのは、床の大半が、ゴミ袋や食べかけの食品で埋まった部屋のミニチュアです。

 「見やすいように、これでもゴミの量を実例より減らしました。整理を依頼される『ゴミ屋敷』の多くは、部屋の高さの半分ほどまでゴミが。天井までゴミで埋まった部屋も見たことがあります。寝床への通り道だけが、獣道のようにある状態でした」

 最後に、和室のミニチュアが置かれています。敷かれた布団が黒く染まり、ちゃぶ台のコンビニ弁当は食べかけのまま。

 「やはり千葉で整理した孤独死現場がモデルで、亡くなったのは独身の中年男性でした。死後3~4カ月たって発見され、腐敗した体液で布団や畳は黒く染まっていました」

 この中年男性の部屋を見たとき、小島さんは父親を思い出したといいます。

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最終更新:8/28(月) 11:35
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