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メイウェザー“異色マッチ”完勝「これが本当に最後」 敗れたマクレガー「接戦だったと言いたい」

8/27(日) 14:32配信

東スポWeb

【ネバダ州ラスベガス26日(日本時間27日)発】当地のT―モバイルアリーナで行われたボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(40=米国)と総合格闘技「UFC」の2階級制覇王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)の“世紀の異色マッチ”は、メイウェザーが10ラウンド1分5秒。貫禄のTKO勝ちを飾った。

 ボクシングルールで行われたこの試合は、メイウェザーにとっては2年ぶりの復帰戦。黒い覆面をして入場し、マスクを脱ぐと、笑みを浮かべる。それも当然だ。相手のマクレガーはボクシングマッチの経験がない。

 余裕しゃくしゃくのメイウェザーは序盤、完全に様子見モードで相手の出方を見る。マクレガーは独特のスタイルとリーチの長さを生かして攻めるが、メイウェザーは完璧なディフェンスで見切って、マクレガーからスタミナを奪っていく。

 3ラウンドまではほとんど手を出さなかったメイウェザーだが、4ラウンドから徐々にエンジンをかける。強烈なボディーでマクレガーの動きを止めて、中に入って右を浴びせた。UFC王者にとっては“未知の領域”となる8ラウンド以降からマクレガーは完全にペースダウン。メイウェザーの強烈な右を何度も食らって棒立ちになった。

 それでも意地で立ち続けるUFC王者に、メイウェザーは10ラウンド、一気にラッシュだ。右でのけぞらせると、面白いように顔面に左右のパンチを叩き込んだ。マクレガーは立っているのもやっと。ここでレフェリーが試合を止め、メイウェザーは涼しい顔で勝利をアピールした。

 メイウェザーはこれで50戦全勝。ロッキー・マルシアノの記録を抜いて“史上最強”の称号を得ることになるが、50戦目は勝って当然の試合。試合前から「茶番」とも批判されてきただけに、どう評価されるのか。“希代の悪童”はこれを最後に再び引退するというのが、まだまだ物議を醸しそうだ。

 メイウェザーの話「タフな相手。予想より強く、様々な角度から攻めてきた。3ラウンドまで攻めなかったのは、相手に全ての攻撃パターンを出させるためで、プラン通りだった。総合は5分×5ラウンドだから、その後はスローダウンすると予想していた。ボクシングも総合もすごいということを伝えたかった。(試合をするのは)これが本当に最後だ」

 マクレガーの話「序盤はパンチを出せたと思ったけど、メイウェザーはスピードがあって、パワフルなボクサーだった。ラウンドごとにパンチが強くなっていった。(レフェリーストップとなった10ラウンドは)疲労感から足が止まったけど、ダメージではないから試合を続けさせてほしかった。接戦だったと言いたい」

最終更新:8/27(日) 14:36
東スポWeb