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うんちを持ち歩く毎日......保育園で汚れたおむつの持ち帰り、なぜ?

9/1(金) 11:42配信

BuzzFeed Japan

保育園で子どもが使ったおむつを、保護者が持ち帰るルールがある園がある。その園に通っている保護者にとっては当たり前だが、知らない人も多い。そもそもなぜ、持ち帰る必要があるのだろうか。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

可愛い可愛い子どもたちの対応が意外と容赦ない件

公道で排泄物を持ち歩く

おしっこやうんちを吸収したおむつは数枚でもずっしりと重い。ビニール袋に包まれていても、蒸れて臭いが漏れる。保護者は、汚れたおむつを衣類とともに通園バッグに入れ、電車やバスなどを使って帰宅したり、帰り道でスーパーやレストランに寄ったりすることもある。

「まさか公道で排泄物を持ち歩くなんて。保育園に手ぶらで行き帰りできるフランスでは考えられません」

おむつ持ち帰りのルールに驚いたというフランス在住のライター高崎順子(@misetemiso)さんは、こう話す。実際、どの自治体のどのような運営形態の園で持ち帰りが実施されているのかを知るため、8月29~30日の24時間、Twitter上でアンケートをとり、ダイレクトメッセージ(DM)で意見を募った。

私立の園でも持ち帰り

アンケート結果は、1999票のうち、公立認可園45%、私立認可園38%、認証保育所8%、認可外保育施設9%。園の母数による偏りを考慮する必要はあるものの、公立だけでなく、私立の認可保育園でも持ち帰りをしていることがわかる。

また、保育園児3人の父親のりょうたっち(@ryoutacchi3)さんも、保育園の対応を調べるアンケートを実施した。

認可園では、持ち帰る43%、持ち帰らない40%。認証・認可外では、持ち帰る4%、持ち帰らない13%だった。認可園で、持ち帰る、持ち帰らないの対応がほぼ半々で分かれた。

高崎さんが、寄せられた約80件のDMを分析したところ、自治体や園によって対応はさまざまだった。

まず、布おむつの場合。おむつ自体は委託されたリース業者が回収、洗濯をし、おむつカバーのみ持ち帰りで済む園もあれば、おむつそのものも保護者が洗うルールの園、おむつを保育士が洗ってから保護者に返すという園もあった。

紙おむつの場合は、保育園でごみとして処理する園、すべて持ち帰りの園、おしっこのおむつのみ持ち帰りの園、うんちは保育士がトイレにそぎ落としてから持ち帰りとしている園などがあった。

子どもそれぞれの使用済みおむつを保管する方法は、園児ごとに保護者が準備したゴミ箱とビニール袋で保管したり、着替えが入っている個人の引き出しにビニール袋で保管したりと、さまざまだった。

厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、使用後のおむつの衛生管理としては「蓋付きの容器に保管」「保管場所の消毒」とある。しかし高崎さんの元に届いた保護者からのDMでは「バケツに蓋がされておらず臭いが漏れている」などの声もあった。

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最終更新:9/1(金) 11:42
BuzzFeed Japan