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菅井王位 倉敷でタイトル獲得報告 市長や教え子に一層の飛躍誓う

9/3(日) 0:40配信

山陽新聞デジタル

 将棋タイトル戦「第58期王位戦」7番勝負で羽生善治3冠(当時)を破り、岡山県出身棋士として34年ぶりの戴冠を果たした菅井竜也王位(25)=岡山市=が2日、小学生時代に将棋を学び、現在は月1回の指導教室を開く倉敷市中央の大山名人記念館を訪れ、伊東香織市長や教え子らに結果を報告した。

 拍手の中、市長と握手を交わし、教室生代表から花束の贈呈を受けた菅井王位は「皆さんの応援を力に、育ててもらった環境へ恩返しができてうれしい。王位にふさわしい将棋を指していきたい」とあいさつ。一層の飛躍を誓い、色紙に自身の名前にちなんだ「昇龍」の2字を揮ごうし、同記念館へ贈った。

 市長は「大変誇らしい。故大山康晴15世名人も喜んでいると思う。引き続き将棋の普及に力を貸していただきたい」とたたえた。

 菅井王位は5歳で将棋を始め、同記念館の将棋教室で腕を磨いた。2004年に関西奨励会入り。10年に四段へ昇段し、県出身者として27年ぶりの棋士になった。タイトル初挑戦となった王位戦を4勝1敗で制した。