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青木真也が怯える!?ベン・アスクレンと試合決定 “最強の相手“と何故戦うのか?

9/6(水) 17:00配信

AbemaTIMES

こんにちは。青木真也です。ボク、怯えています。

突然ですが、試合が決まりました。11月24日にシンガポールで世界ウェルター級タイトルマッチを無敗のチャンピオン、ベン・アスクレン選手と対戦します。試合が決まる時というのは、唐突なものです。9月3日の夕方にOne champion shipのチェアマンであり所属するEVOLVE MMAのチャトリ会長から、「ベン・アスクレンとの試合に興味があるか」とのメッセージが来ていました。

試合のオファーに関しては、基本断らない姿勢をとっています。階級が違うよなって思いながらも、答えはyes。ヒョードルとの試合を3日前に、二つ返事で受けた永田裕志選手には及ばずですが、僕もプロレスラーの端くれとして「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」を実行しました。てめえで気づかせろ。(注 猪木問答)そうこうしていたら、トントン拍子で話が進んで翌日4日には発表。このテンポの良さが海外メジャーイベントな感じです。

この試合に対して、無謀だとの声もあるかとは思います。ベン・アスクレンの強さを知っていれば、知っているほどにそう思うでしょう。試合が決まった今も自分自身、恐怖と向き合っています。

何故やるのか。僕は挑戦していたいのです。相手とも世間とも自分自身とも闘っていたいのです。自分がわくわくすることを、少しでも多くやっていきたいのです。プロ格闘技選手になってから、お金、名誉など色んなものを求めてやってきました。2017年の青木真也が思うことは闘っていたいのです。今の感情を大切に、一生懸命向き合えるのだから幸せだと思います。

ちなみにベン・アスクレンとは、チームも同じで会話もする仲です。ファイターという職業は試合となったら親でも戦える。それが職業です。過去にも親しい間柄で試合をしたこともあります。僕は仕事という大義があれば誰とでも戦えます。闘って飯を食っていくってそういうことだし、仕事ってそういうものだと思っています。格闘技に限らずね。

試合まで2ヶ月半。正直、ここまで早く決まってしまったのは誤算。試合まで殺されるかもしれない恐怖と向き合う時間が増えてしまった。ファイターって戦うことが怖くないって思っているでしょう?戦うことは怖いし、結果が出ることも怖いんだぜ。多くの人間と一緒です。

2ヶ月半、怯えて過ごします。怯えるからこそ、必死に取り組める。やらないとやられる。心のどこかに“青木、試合するんだな”と、とどめていただけたら幸いです。

文/青木真也

最終更新:9/6(水) 17:00
AbemaTIMES