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ルノーF1、マクラーレンへのPU供給に関し前向きな発言。レッドブルも拒否権を発動しない意向

9/6(水) 8:40配信

オートスポーツweb

 マクラーレンの2018年パワーユニット決定が近づくなか、ルノーが提携に関してポジティブな発言を行った。ルノーの長年のパートナーであるレッドブルも、拒否権を発動してこれを阻むつもりはないようだ。

フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの来季エンジンを確認してから契約延長について考えたいと発言している

 マクラーレンが、2018年にホンダとのパートナーシップを継続するか、ルノーにスイッチするかが、近いうちに明らかになろうとしている。ホンダと組んで3年、低迷し続けているマクラーレンは、他社のパワーユニットに変更したい考えであり、唯一の選択肢であるルノーとの契約を希望している。しかし、ルノーは供給先を4チームに増やすことには否定的であり、現在ルノーユーザーのトロロッソがホンダにスイッチしない限り、マクラーレンとは契約を結ばない意向だ。

 マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは、トロロッソの決断がキーになると述べている。
「最後に全員が笑顔になれるシナリオが理想的だ。そうなるにはトロロッソの協力が必要だ」とブラウン。

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエも「状況は複雑だ。マクラーレンだけの問題ではないからだ」と言う。

「F1全体にとって何がベストかを考えなければならない。交渉にかかわる全員がそれを理解している。これ以上のことは言えないが」

 一方、ルノーのスペシャルアドバイザーを務めるアラン・プロストは、ドイツのBild紙に対し、「我々の準備はできている」と語った。
「だがまずは、トロロッソ、マクラーレン、ホンダが合意に達する必要がある」


 トロロッソの兄弟チームであるレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、レッドブルはパートナーであるルノーの供給先に対して拒否権を持っているものの、これを発動するつもりはないと述べた。

「我々はルノーの供給先の候補について拒否権を持っている」とホーナーはSky Sportsに対してコメントした。

「理論的には我々にとって(拒否権を発動することは)可能だ。だが彼ら(マクラーレン)がルノーエンジンを獲得することに不満はない」

「そうなることで全員がハッピーになるかもしれない。我々のエンジンではなく、ルノーのエンジンだ。それに、強力なふたつのチームがカスタマーになることはいいことであり、ネガティブな要素はないと私は考える」

 ザック・ブラウンは、今週にも来季エンジンに関する決断を下すかもしれないと示唆し、シンガポールGP前に事態が収拾するものと考えられている。

[オートスポーツweb ]