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沖縄-奄美-関西を結ぶ旅客フェリー、LCC台頭で運休へ

9/10(日) 6:35配信

沖縄タイムス

 マルエーフェリー(鹿児島県)は10月から、那覇と奄美大島、関西を結ぶ旅客フェリー「琉球エキスプレス」(6266トン、定員240人)を運休する。かつては関西在住の沖縄・奄美出身者が帰省に利用していたが、近年、格安航空会社(LCC)の台頭などで利用客数が低迷。ただ、貨物量は増加傾向のため、今後は貨物専用船に切り替えて運航する。

 琉球エキスプレスは1973年に那覇-大阪航路を開設。記録がある過去20年間でピークだった98年度は、約2万7千人が利用していたが、フェリー運賃より安くて速いLCCなどに利用客を奪われ苦戦。2016年度は3割以下の約7700人まで減少した。

 10月5日の那覇発、9日の那覇着が最後となる。同社の担当者は「今回は航路の廃止ではなく休止。奄美や沖縄の世界遺産登録などで需要が増えれば旅客船を復活させたい」と話した。

 フェリーは那覇、与論島、沖永良部島、徳之島、奄美大島を経て大阪・神戸へ3日間かけて運航。2週間で3往復する。大阪・神戸-那覇間の2等旅客運賃は1万9330円。

最終更新:10/12(木) 20:35
沖縄タイムス

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