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【猪木氏北朝鮮訪問まとめ】自民議員の訪朝希望伝えたと明かす 対話路線を主張

9/11(月) 23:29配信

デイリースポーツ

 北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(74)=無所属=が11日、羽田空港に帰国した。日本政府が北朝鮮への制裁の一環として、全国民への渡航自粛を要請している中で、例年通りに訪問し、批判の声もある。現地で猪木氏が何をして、何を話してきたのか。帰国会見での発言をもとにまとめた。

 【日程】6日に日本を出発。北京経由で7日に平壌に入った。8日に朝鮮労働党の李洙ヨン副委員長と党本部で1時間15分ほどの会談を行った。9日にはパーティーに出席し、最高人民会議常任委員長の金永南氏らと、あいさつをかわした。10日も滞在し、11日に北京経由で帰国した。

 【ミサイルと核兵器の開発について】李洙ヨン副委員長からは「アメリカが圧力を加え、国際社会が圧力をかける限り、われわれは実験を続ける。よりレベルの高いものにしていきます」との言葉を受けたとした。

 また、猪木氏は帰国会見で、昨年9月の訪問時に、北朝鮮側からすでに水素爆弾が「できていますよ」と言われたと明かした。今月3日の核実験の規模についても「日本が発表しているものとはだいぶん違う、すごく強力になっています」と自身の見解を示した。

 【訪朝団の可能性について】名前を明かされなかったが、ある自民党の議員から「できるだけ早くに訪朝したい」という要望があり、日本からの訪朝団という可能性も含めて、猪木氏は李洙ヨン副委員長に打診した。副委員長からは「意向に沿うようにしましょう」という返答があったという。

 【猪木氏の主張】猪木氏が一貫して訴えているのは対話の必要性。現状を「人の流れを日本側が閉ざしてしまっている状況」だと主張し、「人の交流を高めましょう」と北朝鮮でも呼びかけてきたという。「北朝鮮の片棒を担いでいるんじゃないかと言われるかもしれませんが、お互いの言い分がある」とも訴えた。