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“盛りすぎ”にもほどがある!? 「ヤマモラー」のネギ問題を考える

9/11(月) 11:31配信

TOKYO FM+

最近増えている飲食店での「無料盛り放題サービス」。うどん屋さんのネギや、牛丼屋さんの紅しょうがなど、薬味や調味料がセルフで取れるよう置いてあり、自分の好きな薬味を好きなだけ盛れるというありがたいサービスです。とはいえ、メインはうどんや牛丼。薬味はそれを彩る程度のものである、というのが多くの人の意見なはず。ですが中には、常識を超え、山のように盛る「ヤマモラー」がいるようです。TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」の9月6日(水)の生放送では、パーソナリティをつとめる、たかみなが、「“盛りすぎ”にもほどがある!? 『ヤマモラー』のネギ問題」に寄せられたメッセージについて答えてくれました。

まずは、某チェーン店のうどん屋によく行くという一般的な街の声から。

「ネギは大好きというわけではありませんが、無料だとついつい勢いがついて盛ってしまいがちですね。家で食べるときの3倍増くらいでしょうか」(40代・男性)

「飲食店のテーブルに調味料や薬味があると、やっぱり手が伸びてしまいます。うどんにはネギやワカメを麺が隠れるくらいにたっぷり。美味しいですからね。ほかのお店でも紅ショウガ、ガリ、ラッキョウなんかは、普通の人の倍以上は入れてるかな。コンビニおでんの汁も器いっぱいに入れます。そういえば子どもの頃から、ナポリタンに粉チーズ、お好み焼きにマヨネーズを大量にかけまくって、よく親にたしなめられていたなあ(笑)」(50代・男性)

次に、「ヤマモラー」を自認する当人たちに聞いてみましょう。

「ネギが好きなので、某うどん屋さんのネギの盛り放題は本当に嬉しいサービス。トングで、4、5回は盛りますね。うどんが見えないくらいネギを乗っけます。食べ終わったら、残った汁にまたネギをひと盛り。浸して食べるのが美味しいんです!」(40代・男性)

「カレー屋さんの福神漬け、セルフの場合はそれをいいことにめちゃめちゃ盛ります(笑)。でも横に座っている人とかに“めっちゃ盛ってるな~”とか思われたくないので、1回の量は少なめに、回数を多くしますね。福神漬け大好きだから1回でたくさん盛ると福神漬けだけ食べちゃうので(笑)、こまめに追加する形です」(20代・女性)

これくらいなら可愛い「ヤマモラー」エピソード。薬味や調味料が大好きな人の気持ちはわかりますし、セルフで置いてあるのですから、その範囲内で楽しむのはアリですね。たかみなも「わかります! 無料のトッピングって、美味しいからいただいちゃいますよね。私も辛いモヤシとか、好きだから(笑)。でもカウンターとかの席だと隣の人の目があるから、ちょっと取りすぎには遠慮しちゃいますよね~」とのこと。

また、こんな「ヤマモラー」も。

「安いお金でお腹をいっぱいにするために、どこに行ってもセルフのものは山盛りにします。メインは一番シンプルなトッピングなしのものを頼んで安くおさえ、あとは盛り放題の薬味や具材をこれでもかっていうくらい乗せて腹を満たす。ラーメン屋さんにはモヤシやニラなどがセルフのところがあるので、ガッツリ盛ります」(30代・男性)

ちょっとツワモノのヤマモラー登場です。有料のトッピングは頼まず、無料の薬味をたっぷり乗せる節約派。うーん、これは賛否ありそうですね。

さて、次に「ヤマモラー」を見かけた人の、目撃情報エピソード。

「某有名牛丼店で、隣の男性が紅しょうがを取っていたので、次に取るのを待っていたんです。1回取り、2回取り、3回……すごい取るなぁ、と思ったものの大人しく待っていたんですが、4回、5回と続き、さすがに“取りすぎでは”と。結局その入れ物は空になり、丼は牛肉が見えないくらい真っ赤に……。するとその人は手を伸ばして、遠くの紅しょうがをまた盛り始めたんです。正直、ドン引きしました」(30代・男性)

「ネギが盛り放題のうどん屋さんで、うどんを頼まずにおにぎりのみを頼んでいるお客さんがいました。それは別に良いと思うのですが、うどんを食べないのに小皿にネギと天かすをものすごくたくさん盛ってたんです。醤油をかけておにぎりと一緒に食べてました。その量もかなりのもので……うどん屋さんなのに、おにぎりと盛り放題の薬味だけでお腹いっぱいにするのって、どうなんですかね」(40代・女性)

◆【企業の広報さんに聞いてみました「盛り放題、どこまでOKですか?」】

いろいろとグレーゾーンなエピソードも登場してきましたね。こうなるとお店側はどんなふうに考えているのかが気になります。ということで、今回「盛り放題サービス」を行っている飲食店チェーンの中でも特に話題に出やすい2つの企業に、「盛り放題、どこまでOKですか?」という質問をしてみました。

まずは安くて美味しい牛丼でお馴染みの「吉野家」。広報の方にお話を伺うと……。

――紅しょうがの盛り放題ですが、「これ以上はちょっと」という限界はあるのでしょうか?
「ご自由にというスタンスで置かせていただいているので、特に決まった量はございません」

――では、どれだけ盛っても大丈夫、と……。
「そうですね。基本的には」

――牛肉が見えなくなるくらい、丼が真っ赤になるほど紅しょうがを乗せても?
「うーん……こちらから何か申し上げることはございませんが、常識の範囲内というか、やはり一番美味しいバランスというのがあると思いますので、そのあたりをお考えになりそれぞれ盛っていただきたいと思います」

そうですよね……。もっともな、お答えです。やはりメインは牛丼ということを忘れずに盛りたいもの。さて、もうひとつは、その美味しさとネギの盛り放題で大人気の「丸亀製麺」。広報の方に伺いました。

――ネギの盛り放題なんですが、最近は山盛りが過剰になっている方もいると聞きました。何か限度などはあるのでしょうか。
「いえ、ございませんよ。どれだけ取っていただいても大丈夫です」

――どれだけ取っても……うどんが見えなくなるくらい盛っても?
「はい、盛っていただいて大丈夫ですよ。私どものほうでは、どんどん盛っていただくことを推奨しているので」

――そうなんですね……! では、うどんを食べないで、おにぎりや天ぷらだけ頼んで、別にネギだけもしゃもしゃ食べるのはどうでしょう!?
「もちろん問題ありません。どのような形でも楽しんでいただければと思います」

「ヤマモラー」歓喜の回答をいただきました。どれだけ盛っても良し。うどんを頼まなくても、何かしら注文をしていればネギや天かすは食べ放題、とのこと!

ですが、こうしたお店の好意に甘えて、本当に常軌を逸した盛り方をしている人がいるのも事実。吉野家さんがおっしゃっていたように「常識の範囲内」で行動することは、薬味問題以外でも大切なことではないでしょうか。たかみなも「こうした回答をしていただくのも大変だと思います。大人の対応ですよね」と、お店側を労っていました。吉野家さん、丸亀製麺さん、あらためて、お忙しい中ご回答いただきまして、ありがとうございました!

いろいろな視点から考えてきた「ヤマモラー問題」。ご自由に、という言葉をどのように捉えるのかはそれぞれですが、こうした行為にはその人自身の品位や品格などといったものが出てくるような気もしますね。

(TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」2017年9月6日放送より)

最終更新:9/11(月) 11:31
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