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猪木氏「北朝鮮の空気が変わってきている」一問一答

9/11(月) 23:57配信

日刊スポーツ

 北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(74)が11日、帰国し東京・羽田空港で会見を開いた。会見での主な一問一答は、以下の通り。

【写真】第一声で「元気ですか!」と叫ぶアントニオ猪木参院議員

 猪木氏 今回のテーマは、1つには自民党の中の、ある方が正式ではないんですが、出来るだけ早く訪朝したいという意向を(北朝鮮側に)伝えました。「前向きに、猪木先生の意向に沿う形にします」と返事ももらいました。訪朝議員団を結成した場合、受けてもらえますか? と話をしたら「喜んで、ぜひぜひ」と。平壌宣言の問題もありますが、ひざを付き合わせない限り、向こうの言い分も分からない。核ミサイルの問題も、ちょっと触れました。この核開発がいつまで続けるんですかと聞いたら「米国と国際社会が圧力を加える限り、我々は実験を続け、よりレベルの高いものにしていきます」という答えでした。空気が変わってきている。政治の世界は表と裏がありますので、本音の話の部分は、話し合いをしないとしょうがない。日本政府が取ってきた圧力、圧力(の外交路線)から、話し合いの空気に変わってきている。話さないと、しょうがないだろう…ずっと私が言ってきている。人の流れを絶やさないこと。今は日本側がドアを全く閉ざしている状況。制裁も何も、加えるのは簡単だが解除(するのは難しい)…北朝鮮の片棒を担いでいるんじゃないかと言う人もいるかも知れませんが、そうじゃなくお互いの言い分もある(から対話が必要)。

 -核実験の件で話した中身を、もう少し詳しく。9日のレセプションで金正恩委員長と接触したか

 猪木氏 委員長はその席には出ていない。8日は労働党で1時間15分、話した中で核のことを話した。私の勝手な考えとしか言えないのかも知れないが(北朝鮮側は)とにかく話し合いをしたいという意向は持っている。訪朝団が来れば、引っ掛かっている話を含め、次の段階に入ることが出来る。核の1番の被害者は日本で、もっと、日本が手を振り上げてでも世界に訴えて欲しいという、私なりの意見も申し上げた。

 -国連安保理の新しい制裁決議への話、グアムにミサイルを発射する件については話したか

 猪木氏 グアムについては話はしない。安保理の件は「制裁を加えるなら、我々は技術を開発して強固なものになる」という答えでした。

 -北朝鮮から話し合いの機運を感じたのは、核実験に成功し自信がついたからか

 猪木氏 (自信を)つけているんじゃないですかね? ここまで強気で突っ張っていくという部分からみても。ただ「猪木先生の提案(議員の訪朝)については、出来るだけ我々も前向きに検討します」と言っていました。

 -拉致問題は

 猪木氏 ちょっと触れましたけど、毎回、平壌宣言の解決で、という話。

 -「核の技術をより強固に」という話の中で、核弾頭の搭載など具体的な話はあったか

 猪木氏 そこまで私は突っ込んでいない。かなり固くなる話なので、やんわりと質問した。いろいろな方が行かれて、ひざを突き合わせれば。

 -訪朝団について、どの党が水面下で接触しているのか

 猪木氏 ずばり自民党という名前を出させてもらった。出来れば超党派という話になりますけど、政権を持っている自民党がどう決断するか、ということだと思います。

 猪木氏は疲労感をにじませながらも、報道陣の質問に対し、北朝鮮で見たこと、話したことなどを繰り返し、丁寧に説明した。その上で、対話の重要性を訴えた。

最終更新:9/13(水) 8:37
日刊スポーツ