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脱毛する男たち 美しさ求め通院 意外な「お尻」需要、その理由は…「患者数は8.3倍」の病院も

9/14(木) 7:00配信

withnews

男性もアンダーヘアを処理

 同クリニックでは過去6年間で男性患者数は8.3倍に増加しています。一番人気の部位は「ヒゲ」。中には、朝と昼に2回そるという剛毛な人も。その場合、肌が荒れてしまったり、切り傷が出来てしまったりすることもあるそう。

 「女性は化粧でカバーできる面もある中、男性はそうはいきません。来院目的の多くは、仕事上のコンプレックス解消です。20代~40代の『ごく一般の方』が主に来られています」と稲見さん。

 また、海外赴任をきっかけに、おしり周りなどのアンダーヘアを処理する人もいるそう。ウォッシュレットがない環境での衛生面を重視しているのが理由とのこと。

 「欧米のスポーツ選手においては、全身脱毛が当たり前という考え方があります。今後、日本においても男性の脱毛が主流になるような“逆転現象”が起こるかもしれませんね」

“下の世話”の負担をなくしたい

 女性の場合は40代以上の来院者数が増えてきています。リゼクリニック新宿院の20代女性スタッフは、「来院する40~50代の女性うち、6割くらいの方が介護の話をされます。話して下さった方でそれくらいなので、実際に介護脱毛が目的の方の数はもっと多いかもしれません」

 介護脱毛とは、将来自分の介護を見据えて家族や介護士に迷惑がかからないようにアンダーヘアなどのムダ毛処理を済ませておくこと。家族の介護や友人の介護話を聞く中で、“下の世話”が大変と知った人が自身の介護される時のことを見据えて脱毛を考え始めています。

 「8月は介護脱毛の相談に来られた方が週3~4人にいました。既婚者の方もいますが、独身女性の方が多いです」と話すのは同クリニック新宿院院長の大地まさ代さん。この2年間で40代女性の相談件数が多くなってきていると話します

白髪になると脱毛不可

 レーザー脱毛の場合は、黒いメラニン色素に反応するため、白髪の部分は脱毛ができなくなります。脱毛可能な時間には限りがあることは覚えておいてほしいと大地さん。

 「局部を見せることに恥じらいがあって『ごめんなさいね』とか『こんな年でもいいかしら』と言われる方が多いです。でも私たちは医療従事者なので慣れているので気にならないという旨を伝えると安心されますね」


 脱毛機器が進化し、痛みや価格に加え、心のハードルも下がりつつある。

 「施術者の知識や技術を磨きかけていきたい。当院だけではなく、業界全体で患者様により安心で安全な脱毛を提供していきたいです」と大地さん。

 厚生労働省によると、2025年には65歳以上人口がおよそ3600万人超になるという超高齢化社会を迎えます。介護の需要も高まる中、介護脱毛への関心も高まってきそうです。

 ちなみに気になるお値段はこんな感じです(9月14日現在)。

・リゼクリニック  VIO(アンダーヘア)5回コース 98800円(税込)
・ゴリラクリニック ひげ全部位 5回セット 120000円(税抜)
・ゴリラクリニック 全身脱毛  5回セット 570000円(税抜)

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最終更新:9/14(木) 7:00
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