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北朝鮮外務省「最後の手段辞さない」

9/12(火) 7:55配信

産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮外務省は11日、米国が採択を目指す安保理の新たな制裁決議案を「史上最悪」と非難し、採択されれば「米国が考えもしない強力な行動措置を連続的に講じる」とする声明を発表した。「最後の手段も辞さない準備ができている」とも強調。朝鮮中央通信が伝えた。

 北朝鮮が外務省声明を出したのは昨年7月、金正恩朝鮮労働党委員長を対象にした制裁撤回を米国に求めて以来。今回の決議案も当初、金委員長の資産凍結を目指したため、これに強く反発した形だ。修正案も石油輸出制限など厳しい内容が盛り込まれ、採択されれば、さらなる軍事的挑発で反発を示す可能性が高い。

 声明は「米国の敵視策動と核の脅威を抑止する手段として超強力熱核兵器(水爆)を完成させた」と主張し「米国は正々堂々たる自衛的措置を、われわれを完全に窒息させる口実に使おうとしている」と批判。決議案が採択されれば「必ず米国に相応の代価を支払わせる」と強調し「われわれが講じる次の措置は、米国を史上類例のない困惑に陥らせるだろう」と警告した。

 一方、朝鮮中央通信は10日、核実験に貢献した科学者や技術者をねぎらう宴会が平壌で開かれたと伝えた。席上、金委員長は「核抑止力を堅固に築くための科学研究事業をさらに野心に燃えて行う」よう指示し、核・ミサイル開発を続ける姿勢を誇示した。

最終更新:9/12(火) 7:55
産経新聞