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流浸工業、新型ドレンホッパーを拡販。塩ビ樹脂で塗膜加工

9/12(火) 6:01配信

鉄鋼新聞

 各種プラスチックコーティング鋼管の製造販売を行う流浸工業(本社・大阪府堺市美原区、社長・大久保幸廣氏)は、内外面を塩ビ樹脂でコーティングしたドレンホッパー「リューコートホッパー」を拡販する。同社の独自技術である「流動浸漬」で塗膜加工。空調工事分野で採用増を狙っていく。

 ドレンホッパーは、空調配管の間接排水用でドレン(排水管)からの水などを受ける底開式のじょうご型配管器具。通常は溶融亜鉛めっきが使用されることが多い。ただ、絶えず水が滴り落ちているため赤錆などが発生しやすく、またコンクリートに埋めているケースが多いので、リニューアル工事にも手間がかかるなどの問題点があった。赤錆発生を嫌って近年はステンレス製のホッパーも採用されているが、圧倒的にコストが高くなる。
 リューコートホッパーは、加熱した金属を塩ビ樹脂パウダーの入った流動槽に浸漬してピンホールのない塗膜加工を行う「流動浸漬」という技術で内外面をコーティング。従来の電気亜鉛めっき製、溶融亜鉛めっき製に比べて高い耐食性、防錆を誇る。標準寸法は内径125~250ミリ(外径50A)までの4種類。その他、特殊形状やパイプ長の変更、プレート溶接などにも対応できる。
 今年から本格的に生産・販売を開始。すでに空調関連のサブコン業者などから引き合いも来ている。同社は同じ流動浸漬を使用した臭突管用の内外面PVC樹脂コーティングスパイラル鋼管「リューコートLight(ライト)」も販売中。東京、大阪、名古屋の大都市圏を中心にした大型物件の空調ダクト向け配管で現在多く採用されている。

最終更新:9/12(火) 6:01
鉄鋼新聞

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