ここから本文です

フレンチとアートが融合 即興の絵を料理に「五感で楽しんで」

9/17(日) 9:00配信

河北新報

 塗装用のローラーで絵を描く宮城県大河原町のペイントアーティストさとうたけしさん(40)と、ミシュランで一つ星を獲得したフランス・パリ在住のフレンチシェフ吉武広樹さん(37)が競演するイベント「イート アートin宮城」が10月23、24日、同県柴田町の料理店「陣屋」で開かれる。国内外で活躍する2人による芸術と食の異色のタッグに注目が集まる。

【写真】日ロ首脳会談 夕食会に上山ワイン

 イベントで、さとうさんは高さ1.6メートル、幅2.3メートルの白いキャンバスに、その場で県内の風景や歴史をテーマにした絵を描き込む。松島や伊達政宗、サン・ファン・バウティスタ号を1枚のキャンバスに描き足すごとに、吉武さんはそれぞれの絵をイメージした料理を提供する。大河原町のもち豚など、地元産の食材を中心に使用する。

 さとうさんは、制作現場を公開しながら短時間で作品を仕上げるパフォーマンスで知られる。2012年に韓国麗水万博に出演し、15年には米国のニューヨークで個展を開いた。

 吉武さんは、14年に日本最大級の料理人の競技会「RED U-35」でグランプリに輝いた。

 知人の紹介で知り合った2人は新たな挑戦を続けるお互いの姿勢に共感し、意気投合した。パリで昨年9月、今回と同様のイベントを開催。今年3月には吉武さんの出身地の佐賀県伊万里市で催した。

 さとうさんは「食とのコラボレーションはアートの新たな可能性を探る挑戦となる。来場者が五感を使って楽しめるイベントにしたい」と意気込んでいる。

 イベントは両日とも午後5時15分~8時半で、定員各45人。料金は1人2万5000円。JR東北線船岡駅発着の送迎バスも用意する。申し込みはさとうさんの事務所「ライブペイントアクト」のサイトで受け付けている。

最終更新:9/17(日) 9:00
河北新報