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<Eパーソン>顧客重視 ケア手厚く

9/17(日) 9:30配信

河北新報

 家電量販店ケーズデンキを東北・北海道地区で展開するデンコードー(名取市)は今年、創業60年を迎えた。節目の年、岡田義則氏(58)が創業家以外から初めて社長に就いた。かじ取り役を任された岡田氏に決意と展望を聞いた。(聞き手は報道部・山口達也)

 -創業家以外から初の社長就任となる。

 「デンコードーを創業した井上元春、元美両社長(いずれも故人)に最後に育てられた世代。入社してから大半を営業現場で過ごした。常に顧客と取引先を大切にするよう教えられた。60年間、大切にしたことを改めて全従業員で確認し、継承していく」

 「100年先を見据えて東北での商売を継続させるため、一部期間のたすきを受け取ったにすぎない。創業家以外で初の就任となり、周辺から意識されるだろうが、気負いなく頑張りたい」

 -東北での実績をどう評価しているか。

 「店舗販売に関しては、アフターサービスをきめ細かく実施してきた。配送や修理を含め、きちんとケアすることが不変の方針。そういうサービスを続けた結果、顧客の信頼を得て、競合他社の東北進出が少ない状況をつくり上げた」

 -今後の営業戦略は。

 「インターネット通販が拡大しているが、価格競争だけで終わるのではなく、アフターサービスをさらに強化する。接客でも単なる商品説明だけではなく、顧客のニーズをしっかり聞いて、アドバイスできる人材を育てたい」

 「東北では、少子高齢化による人口減少も意識しないといけない。消費が縮小する中でも、アフターサービスをきちんとすることが生き残る道だと考える。まだ空白地のある北海道は、新たな店舗展開が可能だろう」

 -障害者雇用に力を入れている。従業員2000人以上の宮城県内の企業では最も多い。

 「知的障害者はバックヤードで働いてもらい、身体障害者は接客も任せている。役割分担をきちんと見定めれば、多様な働き方ができる。今後も雇用を拡大していきたい」

最終更新:9/17(日) 9:30
河北新報