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福島終わってないのに… 規制委の東電「容認」に怒り

9/13(水) 13:53配信

朝日新聞デジタル

 「福島で未曽有の原発事故を起こした東京電力に再び原発を運転する資格はあるのか」――。東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働審査で、原子力規制委員会は13日、条件付きで適格性を認めた。事故から6年半。原発の再稼働につながる判断に傍聴人や地元からは反対の声が上がった。

【写真】原子力規制委員会に対して抗議する人たち=13日午前10時27分、東京都港区、鬼室黎撮影

 「私が思っていたことをだいたいカバーしてくれた」。午前11時22分、規制委の田中俊一委員長がこう述べ、東電に対して条件付きで適格性を認めることが決まった。委員長以外の4委員もいずれも了承した。

 「福島の人をどう思っているのか」。定例会の終了後、傍聴席にいた女性が声を上げたが、田中委員長らはそのまま退室した。

 規制委の議論を聞くため、約50の傍聴席に25人ほどが座った。最前列に座った無職の片岡洋子さん(75)=東京都港区=は「福島の事故処理がまったく終わっていないのに、なぜ柏崎刈羽を動かそうとするのか」と規制委の対応を批判。市民団体のメンバーの小川幸子さん(67)は、条件付きで適格性が認められたことを受け、「福島で事故を受けた人たちが聞いたらどんな思いをするだろうと、怒りが抑えられません」と話した。

朝日新聞社