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年金の請求受付をしている筆者より 「宙に浮いた年金記録」はまだまだあります。できるだけ早く年金事務所で記録の確認を

9/13(水) 12:03配信

マネーの達人

私が年金事務所で期間短縮(10年)年金の受付に携わっていることは4月に書きました。(【年金支払期間】10年かと思っていたら、25年だったケースがあります。「もらえればいい…」ではなくしっかりと確認を。[関連記事参照])

その後も8月半ばまでほぼその業務だけを行ってきました。

現在は窓口で他の業務も扱っていますが、今でも1日に数件は期間短縮年金の請求に対応しています。

老齢年金の受給資格期間が10年になったことで実感したこと

横浜という土地柄にも関係あるかもしれませんが、老齢年金の受給資格期間が25年必要だったころ、男性の老齢年金請求の多くは学校を卒業して会社勤めをし、退職するかまだ働きながら年金受給開始年齢を迎えられるパターン、女性は卒業後数年会社勤めをされたあと結婚して専業主婦になって年金受給開始年齢を迎えられるパターンが圧倒的に多く、かなり安定した生活を送っている方たちでした。

一方、今回受給資格期間が10年になったことで受給権ができた方たちのこれまでの人生は波乱万丈です。

短い会社勤めをいくつかされた方、脱サラして自営になったけれどあまりうまくいかなかった方、女性では結婚歴が2回、3回という方も珍しくありません。

この方たちは高齢になっても年金収入がないのですから、当然生活は苦しく、生活保護を受けている方の割合もかなり高いようです。

年金制度についてはいろいろ言われていますが、やはり現状では年金は老後生活を支える大きな柱であることは間違いないと実感しました。

「宙に浮いた年金記録」がかなりの数あります

また、脱サラの成否は老後の生活まで考えるとかなりハードルが高いことを改めて感じます。

10年以上記録がある方には請求書が送られてそれを持って来所されます。

確認をしますが、氏名検索でまとめられていない記録が次々に出てきました。

どうせ年金はもらえないと一度も相談にいらしたこともない方が多いので、1人で5つも6つもの厚生年金の番号をお持ちの方もいらっしゃいました。

今回こうしてそれらの記録が統合されたので、いわゆる「宙に浮いた年金記録」のかなりの数が判明したのではないでしょうか。

記録が見つかって25年以上になって本当は前から年金がもらえたことが分かった方もかなりありました。

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最終更新:9/13(水) 12:03
マネーの達人