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玄海原発4号機、18年3月再稼働へ 料金下げは見送り 佐賀

9/13(水) 9:50配信

佐賀新聞

 九州電力の瓜生道明社長は12日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働時期について「来年3月上旬になる」との見通しを明らかにした。4号機に先立つ3号機の再稼働時期も「来年1月上旬を想定している」と言及した。経営安定化につながる一方で、瓜生社長は「内部留保を取り崩し、大手他社よりも価格を抑えてきた」と述べ、再稼働後の電気料金値下げは当面見送る考えを示した。

 福岡市で開いた記者会見で瓜生社長は、川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働実績などを基に玄海4号の再稼働時期を算定したとし、「(玄海3号再稼働から)2カ月のインターバルはあると考えた。時期は確定しておらず、スムーズに進むように全社一丸となって対応したい」と強調した。

 具体的な時期は、「体制が整わない元日や土、日曜日には大きな作業はしない」と述べるにとどめた。

 玄海3、4号機の再稼働時期の見通しが立ったことを受け、売上高以外は未定としていた2018年3月期の業績予想(連結)も発表した。経常利益が前期比31・0%減の650億円、純利益が36・9%減の500億円。売上高は1兆9450億円で据え置いた。

 玄海3、4号機は、1月に原子力規制委員会の審査合格後、地元同意手続きが4月に完了。3号機は8月に工事計画が認可された。現地で設備の性能を確認する使用前検査を申請する際、九電は3号機の再稼働を来年1月と想定したが、4号機の再稼働時期は見通せないと説明していた。

最終更新:9/13(水) 9:50
佐賀新聞