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【特集】介護福祉士を目指して 奮闘するベトナムの若者たち

9/13(水) 15:00配信

毎日放送

人手不足が深刻な日本。いま、外国人労働者に頼らざるをえない現状があります。ある日本の法人が「勤勉で温厚」なベトナムの国民性に注目し、現地の若者に奨学金を支払って日本の介護福祉士に育てるプログラムを始めました。授業料や住居費など合わせて420万円は全て日本の法人が支払います。いま、そこまでしても介護現場は人手不足が深刻です。

「外国人頼み」の労働現場

にぎやかなお好み焼き店の店内。

「生2丁、ウーロン茶2つ、カシスオレンジ1つとコーラ2丁ですね」(ドーバン・ウォックさん・22歳)

慣れた様子で接客している店員はベトナムからの留学生です。この店では15人いるアルバイト店員のうちなんと半分が外国人。

「日本に来てなかなか日本語が上手になってないので。でもお客さんは優しく怒られないで『よく頑張ってください』と言われて…もっと頑張りたいと思います」(ドーバン・ウォックさん)

アルバイト募集をすれば応募してくる人の9割は外国人だといいます。

Q.外国人留学生がいないと?
「かなり大変ですね」(鶴橋風月千日前店 井村元気店長)
Q.運営できますか?
「今のうちの店では無理ですね」

日本の労働現場を襲う深刻な人不足。「外国人頼み」はいま、あらゆるところで起きています。

介護現場で働くベトナム人女性

ベトナムからこの春、日本にやってきたレティ・チャンさん(23)。流ちょうな日本語で利用者に話しかけます。現在は介護施設でアルバイトとして働いています。掃除や身の回りのお世話はもちろん、排泄の介助も仕事のうち。

Q.トイレのお世話、大変じゃないですか?
「初めてやって怖いです。おばあちゃん、おじいちゃんは体の調子は悪いですから、いつも注意します」(レティ・チャンさん)

利用者のみなさんの評判も上々のようです。

「目立たないところまでやってくださって」(利用者)
Q.チャンさんのファン?
「そうなりますね」

「最初は日本語も一番できないくらいやったんですけど、介護、人とかかわるのが好きというのが伝わって、すごく伸びている」(施設の先輩スタッフ)

実はいま、チャンさんのように日本で介護の仕事に就くことを夢見るベトナムの若者たちが急増しているのです。

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最終更新:9/13(水) 15:25
毎日放送