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広島、14日にもV2!26年ぶり本拠地での優勝に王手 

9/14(木) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、広島12-4DeNA、22回戦、DeNA12勝10敗、13日、マツダ)いよいよ本拠地胴上げだ!! 一回2点を先行された広島だが、打者一巡2度の猛攻で逆転勝ち。阪神が敗れたため優勝マジックを「2」とし、2年連続8度目の優勝に王手をかけた。14日に本拠地で胴上げとなれば、1991年以来26年ぶり。2009年に新設されたマツダスタジアムでは初の優勝となる。

 26年ぶりの地元Vまでついにマジック「2」-。真っ赤に染まったマツダスタジアムのファンは確信していた。赤ヘル打線が2度の一巡の猛攻でDeNAを粉砕。連覇を目前にした緒方監督は、昨年成し遂げられなかった本拠地Vを目前に盛り上がるファンとは対照的に冷静だった。

 「とりあえず、勝たないと。勝つことが条件。われわれのやってきた野球をやるだけ」

 2点を先行されたが、すぐにはね返した。一回先頭の田中が左翼席へ反撃の7号ソロ。菊池、新井がつなぎ二死一、三塁とし、安部が左前へ同点打。なおも二死一、二塁で岩本が右前へ勝ち越し打を放って、試合をひっくり返した。投手の中村祐、2打席目が回ってきた田中がタイムリーで続いて一挙6得点。実に40度目の逆転勝ちだ。

 お立ち台にはそろって3打点を挙げた田中、安部、岩本が並んだ。先頭打者本塁打の田中が「最高の仕事ができました。打った瞬間、レフトフライになるかと思いましたけど」と笑顔。同点打の安部は「追い込まれていたので食らいつきました」と話せば、勝ち越し打の岩本は「つまりながらも、タイムリーヒットになって良かったです」と胸を張った。

 不動の切り込み隊長、今季ブレークした有望株、出番を探してもがいてきた中堅。それぞれの立場で汗を流しながらポジションを争い、分厚い層をつくる。広島打線の強みが表れた勝利だった。

 緒方野球が表現された逆転劇でもあった。一回に打点を挙げた田中、安部はいずれも逆方向だった。キャンプでは1日1000スイング近くを目標に「スイングはコンパクト」と指導。シーズンに入れば本拠地で早出、試合後には素振り。敵地では宿舎で振り込ませて逆方向へのコンパクトなスイングを意識付けをしてきた。2点差に迫られたが、六回にも2度目の打者一巡で6点を奪い突き放した。

 前夜は連勝が9でストップ。DeNA戦で4連敗を喫していたが、緒方監督は「昨日の分も一気に爆発した感じ」と反発力を評価した。

 1979、80年以来、37年ぶりのリーグ連覇は最短で14日。ホームが3試合続くため、自力での本拠地Vが可能だ。9日からマツダスタジアムの駐車場を祝賀会場に改装。ビールかけ用のビール瓶、ビールかけTシャツなど準備は万全だ。

 「地元Vへの気持ちは」と問われて「もちろんある」と話す指揮官。ファンの前で決める--。誰もが思い描く悲願はもうすぐだ。

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