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民進・鈴木義氏が離党届 きょう笠氏も 細野氏と新党結成へ

9/14(木) 7:55配信

産経新聞

 ■文春に前原氏・北女性の写真

 民進党の鈴木義弘衆院議員(比例北関東)は13日、大島敦幹事長に離党届を提出し、8月に離党した細野豪志元環境相と国政新党結成を目指す考えを表明した。笠浩史衆院議員(神奈川9区)も14日に離党を決断する可能性が高まった。14日発売の週刊文春では、前原誠司代表がかつて北朝鮮を訪問した際に現地女性と親密そうにしている写真が掲載される予定で、党の自壊の流れは収まる気配がない。 (松本学)

 大島氏は13日、離党を検討している笠氏と岸本周平衆院議員(和歌山1区)、福島伸享衆院議員(比例北関東)に相次いで会い、党にとどまるよう呼びかけた。

 笠氏は「慰留は重く受け止めるが、これまで考えてきたこともある」と党運営への不満をにじませ、「14日中に結論を伝える」と返答した。岸本氏は「解党してくれ」と求めた。受け入れられなければ来週にも離党届を出す構えだ。

 12日に大島氏と面談した後藤祐一衆院議員(神奈川16区)は「民進党は左に傾き過ぎている。中道の政党でなければ政権は取れない」と批判した。

 「予備軍」として名前が浮上している5人への面談は13日までに一巡したが、面談はいずれも平行線に終わり、離党ドミノが沈静化する見通しは立っていないのが実相だ。

 5人のうち笠、後藤、鈴木の3氏は細野氏が結成した党内グループ「自誓会」に所属している。鈴木氏は離党届提出後に国会内で記者会見し、細野氏との連携について「一緒にやっていくことがあれば一緒にやっていきたい」と述べた。笠、後藤両氏も離党後は細野氏と行動をともにするとみられる。

 一方の細野氏は鈴木氏の記者会見にわざわざ姿を見せ、同氏とがっちりと握手を交わした上で「正式に党を離れたのでここからは具体的に相談ができる」と歓迎した。「政権を担える政党を作るために協力していければいい」とも語った。

 五月雨(さみだれ)式に民進党から逃げ出していく現状が有権者の同党への不信感を増幅させることは避けられない。同党最大の支持団体、連合の神津里季生会長は13日の記者会見で「五月雨になるようなことは、党に対するいやがらせとしかみえない」と述べ、離党する議員らに強い不快感を示した。

 民進党はまた、幹事長に内定していた山尾志桜里衆院議員が不倫疑惑を週刊文春に報道されたのを受けて離党したばかりだった。

 今度も週刊文春で前原氏と北朝鮮の女性の写真が掲載される予定について、党関係者は、前原氏の責任問題には発展しないだろうとの見方を示した上で「特に女性の有権者は、写真を見たら嫌な思いをするだろう」と眉をひそめる。

最終更新:9/14(木) 8:29
産経新聞