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板橋で「平和のつどい」 核廃絶と恒久平和実現願う /東京

9/14(木) 23:37配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 板橋区立文化会館(板橋区大山東町)で11月2日、「板橋平和のつどい」式典と映画観賞会が行われる。主催は板橋区。(板橋経済新聞)

原爆投下から3年後の長崎を舞台にした映画「母と暮せば」の上映も

 板橋区は、1985(昭和60)年1月1日に「平和都市宣言」を行い、1992年には広島市の「平和の灯(ともしび)」と長崎市の「誓いの火」から採火した灯を合わせた「板橋区平和の灯(ひ)」を、板橋区平和公園(板橋区常盤台4)内のモニュメントと区役所本庁舎1階に設置した灯火台で核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を願うシンボルとしてともし続けている。

 11月2日は、区役所本庁から遊座大山商店街で「中学生平和の旅」参加者46人らによる「板橋区平和の灯パレード」も行う。

 「中学生平和の旅」は、戦後50年に当たる1995年から「中学生広島平和の旅」事業、2011年から「中学生長崎平和の旅」事業として始まり、区立中学校の代表生徒が被爆地や現地の資料館を訪れ、平和祈念式典に参加するなどして感想文集を作成する取り組みを行っている。今年も区立中学校23校から、8月5日~7日に広島、8月8日~10日に長崎へ計46人が参加した。

 「板橋平和のつどい」では、46人による体験発表も行うほか、吉永小百合さん、二宮和也さん主演で2015年公開の山田洋次監督映画「母と暮せば」の上映会や、8月下旬に行われた「平和絵画・原爆展」の絵画やポスター展示も行う。

 板橋区によると、日本非核宣言自治体協議会提供の「平和と学びポスター」が見どころの一つといい、小学校低学年の児童でもQ&A方式で戦争と被爆の実相や平和の大切さへの理解を深めることができ、「核兵器のない世界」を目指して自分たちにもできる取り組みがあることを親しみやすく学べる展示になっているという。

 総務係の町屋聖さんは「体験発表の後に上映するのは、原爆投下から3年後の長崎を舞台にした映画で、戦争の悲惨さばかりでなく、戦争で息子を失った母親の優しさやぬくもりを通じて恒久平和への思いを伝えたい。中学生の体験発表や『平和と学びのポスター』などの展示と併せて、核廃絶や平和について幅広い世代が家族や友人と一緒に考える機会になれば」と話す。

 開催時間は17時~20時30分。定員は1200人。参加無料。往復はがきによる事前応募制(10月11日必着)。

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