ここから本文です

藤井聡太四段、佐藤慎一五段とのC級2組順位戦始まる

9/14(木) 10:31配信

スポーツ報知

 公式戦29連勝の歴代新記録を樹立した将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(15)と佐藤慎一五段(35)による第76期順位戦C級2組の対局が14日午前10時、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。

 先手番の藤井四段は、記録係から対局開始を告げられると、いつも通りお茶をすすった後で初手を着手した。

 順位戦は「名人」のタイトルを目指す棋戦で、各棋士は「C級2組」「C級1組」「B級2組」「B級1組」「A級」のいずれかに属する。年間の各リーグ戦で上位に入った者が上のクラスに昇級するシステムで、トップ10人によって構成される「A級」で優勝した者が名人挑戦者となる。現在のタイトル保持者は佐藤天彦名人(29)。今年度から順位戦に参加している藤井四段が挑戦者になるには最低でも5年を要する。

 最低位となる「C級2組」には今期50人の棋士が属しているが、今年度のリーグ戦終了時に「C級1組」に昇級出来るのは上位3人のみ。藤井四段は現在3勝0敗で首位タイだが、ひとつの黒星が昇級を遠ざける重い意味を持つことになる。

 佐藤五段は2008年、年齢制限ギリギリの26歳で棋士養成機関「奨励会」の三段リーグを突破。13年の第2回電王戦には、自ら志願して出場。後の最強ソフト「ponanza」に敗れるも、激闘を繰り広げたことで話題を呼んだ。今期順位戦は現在1勝2敗。

 藤井四段は昨年10月、史上最年少の14歳2か月で四段(棋士)昇段。同12月の加藤一二三九段(77)のデビュー戦から勝ち続け、6月の増田康宏四段戦で、1987年度に神谷広志五段(現八段)が樹立した歴代最多記録を塗り替える29連勝を記録した。通算成績は39勝6敗。本局で節目の40勝目を目指す。

最終更新:9/14(木) 10:39
スポーツ報知