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ストレスが原因で起こる「心身症」とは?

9/14(木) 20:45配信

All About

◆ストレスが原因で起こる心身の反応3段階

ストレスが溜まると、体調を崩したり、思わぬ病気になったりするものです。ストレスと心身は、どのようなメカニズムで結びついているのか、ご存知でしょうか?

ストレスを受け続けると、心身には以下の3つの反応の時期が訪れます。それぞれの反応の段階についてご説明しましょう。

1. 警告反応期
ストレスを受けると、一時的に体の抵抗力が下がり、体の活動性が低下します。しかしその後、心身の抵抗力がぐんぐん上昇し、敵襲に備えるかのような状態になり、活動的になっていきます。

2. 抵抗期
さらにストレスが続くと、そのストレスに適応するために体の高い抵抗力が維持されます。体が活動的になるため、休息を減らしても精力的に働けるようになったりし、ストレスに強くなったように感じられる時期です。

3. 疲弊期
2の「抵抗期」に適度な休息をとるなどして、ストレスと体調管理のバランスをとらないでいると、ストレスに適応するエネルギーが枯渇してしまいます。すると、ついには心身がダウンし、さまざまな病気を発症してしまいます。

◆心身を支える3システム……自律神経系・内分泌系・免疫系

私たちの体には3つのシステムが存在し、連携をとりあって健康を支えています。

■自律神経系
意思とは関係なく、内臓のさまざまな働きを調節するシステム。緊張したときに働く交感神経と、リラックスしたときに働く副交感神経がある。

■内分泌系
ホルモン分泌をつかさどるシステム。ホルモンは内臓の働きをコントロールしたり、発育や新陳代謝を促すなど、体にとって重要な働きを担う。

■免疫系
細菌やウイルスなどのように、体に侵入してくる異物と闘い、体を守るシステム。

ストレス刺激を受けたとき、これらのシステムは相互に影響を与え合いながら、体全体のバランスを一定に保とうとしています。この働きを「ホメオスタシス」(生体の恒常性)といいます。

しかし、ストレスが長く続くとどうなるでしょう。緊張状態が持続することにより、まず自律神経系のバランスが乱れます。そして、自律神経系に異変が生じると、この神経と連絡をとりあって動いている残り2つのシステム(内分泌系、免疫系)の動きにも影響し、ホメオスタシスが乱されてしまうのです。このとき、心身の病気が起こりやすくなります。

では、ストレスによって引き起こされやすい体の病気には、どんなものがあるでしょう?

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最終更新:9/14(木) 20:45
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