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「低カロリーなら健康食」は間違ってる?

9/14(木) 17:45配信

All About

◆しっかり食べる事で日本人の寿命は延びた

日本人の平均寿命は戦後延び続け、世界的にとても高くなっていますが、これは肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品の摂取量が増え、たんぱく質・ビタミン・ミネラルの摂取量が増えた事が大きく関係していると考えられています。

今の日本では、おかずがしっかりしているので、栄養素の欠乏で命を落とす人はいませんが、戦前は、ビタミン不足の病気(脚気)で多くの人が命を落とすほど、栄養が欠乏しがちでした。

◆低カロリー=健康食ではない

健康食というと、低カロリーのさっぱりした食事だと思っていませんか?

しかし、さっぱりとした粗食では、肉・魚・卵・乳製品などの摂取量が減りがちで、栄養不足に陥りやすくなります。 例えば肉や魚に含まれるビタミンB群には、認知機能など頭や精神にとても大切な栄養が含まれています。元気に長生きするためには、動物性食品に豊富に含まれるビタミン・ミネラルはとても重要なのです。これらをしっかり食べないと、筋肉、免疫、骨密度などが低下するだけではなく病気になりやすくなります。

特に中高年層では、粗食は栄養不足になる可能性が高いので注意が必要です。年齢によって、化粧品を使い分けるのと同じイメージです。子供や若い人は特に何もしなくても健康的な肌を保てますが、加齢につれてそうはいかなくなります。食事も同じで、20代と中高年層では体が必要な栄養素が異なってきます。カロリーばかりに気を取られていると、肝心な栄養素が不足する可能性があります。

健康的な食事とは、病気の予防に留まらず、強い骨や筋肉、健康的な心や脳、貧血や動脈硬化の少ない元気な血液など、体をトータルで元気にする食事です。

◆なぜ粗食・さっぱり食ではダメなのか?
▼心と頭に必要な栄養が不足する

動物性の食品というと、たんぱく質だけが注目されやすいですが、野菜や果物などの植物性の食品にあまり含まれないビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。例えば、動物性の食品には、認知機能などの頭や精神の健康に欠かせないビタミンB6、ビタミンB12などが豊富に含まれています。植物性の食品にはビタミンB12は一切含まれません。

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最終更新:9/14(木) 17:45
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