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今に残る戊辰戦争の爪痕を訪ねて/秋田

9/14(木) 9:05配信

CNA秋田ケーブルテレビ

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慶応4年から明治元年にかけて起きた戊辰戦争。大政奉還後の徳川慶喜への処遇に不満を持った旧幕府軍が新政府軍と京都で衝突したのを発端に日本各地で1年半にも及ぶ両者の戦いが続いた。
当時の秋田藩は、奥羽越列藩同盟を離脱して佐賀藩などと共に新政府軍に参加し庄内藩を中心とした旧幕府軍を相手に激しい戦いを繰り広げた。
秋田市新屋にある忠専寺の本堂の廊下には、当時の戦跡を物語る小さな傷が残っている。住職によると、これは銃を扱う際に押し付けた銃口の跡だという。
当時東北で唯一新政府軍について旧幕府軍と戦った秋田藩。窮地に陥った秋田藩を支援するために駆け付けた佐賀藩武雄(たけお)領の兵士たちがここに本陣を構え、最新式の装備で旧幕府軍を迎撃した。
このときの戦いで秋田藩士11人、佐賀藩士6人の死者を出したが、現在の秋田市中心部に戦火が及ぶのを防いだという。
移り変わりが激しく先ばかりを見てしまう現代社会。しかし、一歩立ち止まって足元を見つめてみることで失われた過去の記憶が蘇ってくるのかもしれない。

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