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《ブラジル》四季折々の日本の姿を再現=花と苺の祭典が開幕

9/14(木) 2:06配信

ニッケイ新聞

毎年およそ10万人の来場客を迎え、地域の一大イベントとして知られるアチバイア・オルトランジャ協会(吉田ネルソン高男会長)主催『第37回花といちごの祭典』が、今月1日から開催されている。

初日午前10時から行われた開会式で、吉田会長は、「同祭典がこれほどまでに盛大に行われるようになったのも、皆の努力の賜物」として、同市や協賛企業、同祭の実現に協力した関係者者らに謝意を示した。

 また、同協会が進める「環境公園建設構想」の進捗状況について説明。中心部から7キロ離れた約50万平米の高台の敷地に、展示場や試験栽培、農業講習を兼ねた設備や、食事や運動を楽しめる設備を備えた複合施設を今後3ヵ年で建設する計画を明かした。

 同祭10周年を迎えた際に、当時の平中伸行会長が、「ずっと市から場所を借りて祭典はできない。いずれは自分達の場所で行わなければ」と発案したのがきかっけ。会員らは、その壮大な夢を20年来温めてきた。

 現在、施設建設予定地のおよそ12万平米の地ならしが完了。雨水再利用や排水処理施設も兼ねた環境に配慮された公園となる見込みで、同市の観光や地域経済を牽引していきたい意気込みだ。

 その他、式典では、サウロ・ペドローザ・デ・ソウザ同市長夫妻、森田聡在聖領事、小野エミール副市長、飯星ワルテル、ヴァンデルレイ・マクリス、エルクルアーノ・パソアス連邦下議3氏らが出席し、祝辞が寄せられた。
 今回の展示のテーマは、『O Japao mais proximo de voce(日本をより身近に)』―。生花協会を中心に生産者らによって飾りつけられた本格的なもの。四季折々の景色の巨大パネルを背景に、春の山桜や夏の万緑など、色彩豊かな花々で見事に表現され、来場者を魅了していた。

 吉田会長は、「過去に日本をテーマとした展示があったが大変人気。来場者の目も肥えてきており、年々高いレベルの展示が要求されている」と語り、「切花を使っているので、期間中は週に一回は飾り直さなくてはいけない。週毎に色彩が変化するのも同祭典の魅力の一つです」として来場を呼びかけた。

 開催は24日までの金、土、日曜日。全日午前9時から午後6時まで。前売券は、金曜が15レ。土日は26レ(当日は30レ)。10歳以下は無料、60歳以上および学生は半額。

 詳細はサイト(http://www.festadasfloresdeatibaia.com.br/)もしくは、問合せは同協会(0800・555・979)まで。

最終更新:9/14(木) 2:06
ニッケイ新聞