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人の心に灯りをともす歌&トーク ~『サワコの朝』さだまさし~

9/14(木) 14:10配信

トレンドニュース(GYAO)

日本で最も多くソロ・コンサートを行った歌手・さだまさし。その数は4200超と日本一を誇る。
さだは来月でデビュー45年なので、毎年100近いコンサートを続けてきた勘定だ。しかも作った曲は900以上。そんな偉業を成し遂げた“さだまさし”。「(客が)飽きないようにトークを磨いたから」と本人は言うが、『サワコの朝』(MBS/TBS系全国ネット、土曜・午前7時半)では正に彼のトーク力が全開となった。

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■さだまさしの半生

1952年に長崎で生まれたさだまさし。
木材を扱う豪商の家に生まれ、3歳でヴァイオリンを習い始めた。ところが5歳の時に父の事業が失敗し、一家は豪邸から小さな長屋に移った。ただし給食費が払えないほどの極貧の中でもヴァイオリンを続け、やがてヴァイオリン指揮者の鷲見三郎に認められ、中学から上京してクラシックの勉強に邁進(まいしん)した。
ところが中学では、加山雄三やサイモン&ガーファンクルから影響を受け、ギターを弾きながら歌を作るようにもなった。そしてヴァイオリンの方は専門高校の受験に失敗し、さらに音大入試にも失敗し、熱意を失ってしまう。失意の中で國學院大學を中退し、長崎でくすぶるように暮らし始めた。

1972年、高校時代からの友人・吉田正美が訪ねてきて、バンド「グレープ」を結成。74年に2曲目のシングル「精霊流し」が大ヒット。続く翌75年にも「無縁坂」が当たり、さらに「縁切寺」と続いたが、自分たちのやりたい音楽と受け手との齟齬(そご)が生じたため、76年に解散。
以後、ソロ活動を始め、「雨やどり」「関白宣言」「親父の一番長い日」「北の国から~遥かなる大地より~」「案山子」「道化師のソネット」「防人の詩」「檸檬」などのヒットを飛ばし続ける。

■さだまさしの特徴

さだまさしには都市伝説がある。
「2時間半のコンサートで2曲しか歌わなかった」というものだ。トーク好きを象徴するエピソードだが、実際は講演会に呼ばれ、最後に1曲歌って欲しいと頼まれ、その後のアンコールを含め2曲歌ったというのが真相だ。彼の軽妙洒(しゃ)脱なトーク力から、こんな物語が生まれてしまったようだ。

そんな彼のトーク力は、ヴァイオリンの勉強のために中学から上京したのに、ギターを弾きながらの作詞作曲、落語、小説執筆、スポーツなど、さまざまな分野に首を突っ込んだ所に原点がある。しかも豪商から事業失敗と、極端から極端に振れた父や家族の人生も反映している。

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