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ANAの新千歳空港・新ラウンジへ潜入! 航空業界初の隈研吾デザインは「室内に山」

9/14(木) 11:12配信

乗りものニュース

「ANA SUITE LOUNGE」は羽田、伊丹、那覇に続く導入

乗りものニュース

 全日空(ANA)が2017年9月13日(水)、北海道・新千歳空港でラウンジを新たにオープンさせました。

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 監修は建築家で東京大学教授の隈 研吾さん。新国立競技場なども手がける隈さん、航空業界のデザイン監修は今回が初とのこと。「素晴らしい上質の空間ができあがった」と、ANAの平子裕志社長は自信を見せます。

 出発ロビーのエントランスは、越前手すき和紙の光壁を使い「雲」をイメージ。そこから中に入ってまず保安検査場を通過し、エスカレーターをあがって受付へ。ここにも越前手すき和紙の光壁がお出迎え。そして、ダイヤモンドダストを模したシャンデリアが、上質感と特別感を演出します。また受付カウンターは、ユニバーサルデザインに配慮。低くされています。

 ここからまず、上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」へ。国内線プレミアムメンバー向け最高級ラウンジで、このたび新千歳へ羽田、伊丹、那覇に続いて導入されました。

 通路を抜けると、テーブルの上にある「山」が目に飛び込んできました。本物のコケを使って、「連なる丘陵」が表現されています。

 天井にも和紙。飛行機のフラップを模し、景色に向かって高くなるよう作ったそうです。

 空間を、北海道産の栓(せん)の木を使った「大和壁」がやさしく包み込み、滑走路側の大きな窓からは飛行機、そして遠くに北海道の山々が望めます。

気になる食事とドリンクは? 「北海道」にまつわるメニュー

 空港ラウンジは、飲食も楽しみなところです。新千歳の「ANA SUITE LOUNGE」では、北海道にまつわるメニューが用意されています。

札幌の「YOSHIMI」監修フランスパンは、「くるみとクランベリー」「ベーコンとチーズ」の2種類。北海道産米「ななつぼし」のおにぎりも2種類用意されるほか、コーンスープと味噌汁も提供。一緒に味わえます。

 そして洋菓子きのとやの「焼きたてチーズタルト」。北海道の食材にこだわり、丁寧に焼き上げたそうです。

 飲み物には耕人舎「北海道ビール ピリカワッカ」。飲みやすさが自慢といい、種類はピルスナー、ヴァイツェン、スタウト。このほか、おかき、アルコール、ソフトドリンクも提供されます。

 この上級の「ANA SUITE LOUNGE」のほか、あわせて同様のコンセプトによる「ANA LOUNGE」も設けられており、席数はそれぞれ約60と約110。今回、新千歳空港のANAラウンジは面積があわせて従来の2倍になりました。

 ANAは2018年度以降、福岡と伊丹、那覇でも隈 研吾さん監修のもと、ラウンジを改修する予定です。

恵 知仁(乗りものライター)