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「デメリットはありません」平日選挙、投票率81.16%と高率 費用200万円も不要 宮崎・高千穂町議選投開票

9/14(木) 11:12配信

西日本新聞

 宮崎県高千穂町議選(定数13)が平日の13日、投開票された。町は九州で唯一、記録が残る戦後の単独町長選と町議選で平日選挙を続けている。今回は17人が争う激戦で、投票率はこれまでと同様に81・16%と高率だった。日曜を投開票日にした場合と比べ、職員の休日出勤費約200万円が不要で、町は今後も平日選挙を続けそうだ。

 町選挙管理委員会によると、同町の平日選挙は2006年12月26日火曜日にあった町長選以来11年ぶり。14年の町長選と、09年の町議選は知事選や衆院選と同日選となり日曜選挙。13年の町議選と10年の町長選は無投票だった。

 同町の選挙の投票率はこれまで、80~90%台がほとんど。今回は11年ぶりの平日選挙だったが、町選管職員は「投票率は高いままで、経費も安い。今のところ、平日選挙にデメリットはありません」と話す。同町では、町民の多くが農林業に従事し、曜日に関係なく投票に行ける有権者が多いという事情もあるようだ。

 総務省によると、日曜選挙は参院選が1962年、衆院選が72年からそれぞれ実施し、それ以前は平日と混在していたが、国政選挙の動きを受けて、地方でも日曜の選挙が増えていったという。

=2017/09/14付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:9/14(木) 21:22
西日本新聞