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銀行カードローン、個人即日融資停止へ 貸付自粛制度の導入も

9/16(土) 7:15配信

SankeiBiz

 国内銀行が来年1月から銀行カードローンなどの個人向けの新規貸し出しに関し、即日の融資を取りやめる見通しとなったことが15日、分かった。家族からの申し込みを受け、新規貸し出しができないようにする「貸付自粛制度」の導入も検討。拡大の続いたカードローン利用が縮小に向かう可能性もある。

 カードローンの過剰融資に対する批判を受けての措置。即日融資の取りやめについては、借り手の情報を警察庁に照会する仕組みを導入し、暴力団員ら反社会的勢力との取引排除を徹底するのが狙い。

 このほか、全国銀行協会(全銀協)は銀行カードローンに関し、2回目のアンケートを10月までに実施して対策の進捗(しんちょく)状況を確認。会員行の毎月末の融資残高も10月からウェブサイトで公表する。

 一連の取り組みは、金融庁が金融行政の課題などをまとめた「金融レポート」を9月下旬に公表し、銀行カードローンの審査体制が不十分などと指摘する方針を踏まえた可能性がある。銀行側は事前に自主規制を打ち出し、批判をかわしたい思惑とみられる。

 一方、金融庁は銀行が債務保証をする消費者金融に審査を依存していることを問題視。融資で顧客の収入や他の金融機関からの借り入れを考慮していないことも挙げる見通し。

 過剰な融資が横行すれば多重債務者の増加を招きかねず、金融庁が金融機関に対して求めている「顧客本位の業務運営」にもそぐわないことから、改善を求める構えだ。

最終更新:9/16(土) 7:15
SankeiBiz