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沖縄県、外国人のレンタカー事故が増えている理由 実は少ない中国人の「当別な事情」

9/16(土) 7:00配信

withnews

 沖縄県で外国人が運転するレンタカーの事故が増えています。原因は自分の国と違う交通ルール。一方で事故のほとんどは「物損」という面も。中国のように自国の免許だけでは日本で車が運転できない国もあります。沖縄の外国人観光客のレンタカー事情について調べました。

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沖縄、海外からの観光客にも人気

 沖縄は海外の観光客にも人気です。

 沖縄県がまとめた「沖縄県入域観光客統計概況」によると、2015年度の外国人観光客は167万300人。2016年度には212万9100人になり、前年度より45万8800人で27.5%の増。過去最高を更新しました。

 国別でみると、台湾が65万人でトップ。韓国は2位の45万人。中国本土は3位の43.5万人、4位の香港は22万人でした。

事故は「物損」がほとんど

 そんな中、外国人が運転するレンタカーの事故も増えています。

 沖縄県レンタカー協会の調査によると、2014年に2901件だったのが、2015年には5073件。2016年は9648件になりました。

 一方、事故のほとんどは「物損」だと言います。

 「レンタカー事故は増えていますが、人身事故ではなく、物損事故がほとんどです」(沖縄レンタカー協会)

 また、外国人によるレンタカーの事故は、台湾、韓国、香港が9割を占めているそうです。

 レンタカー協会によると、台湾、韓国、中国本土は、日本と逆の右側通行なので、運転に慣れない旅行者が事故を起こしてしまうケースがあるそうです。

中国人が少ない理由

 中国人が少ないのには理由があります。

 韓国、香港からの観光客は国際運転免許で運転できます。台湾は、道路交通法の改正によって、台湾で取得した運転免許で日本でも車が運転ができます。

 一方、中国の場合は台湾、韓国、香港とちょっと事情が異なります。

 沖縄県にも営業所があるオリックスレンタカーによると、中国の免許証だけでは日本で運転できる国際免許が取れないため、日本で運転できないそうです。

 ただし、中国人観光客だからと言って、日本で運転できないわけではありません。

 沖縄レンタカー協会は「中国の免許証を持った中国人が、他の国で日本で運転できる国際運転免許を取れば、日本で車を借りることは可能です」と説明します。

 とはいえ、中国は、他の国に比べると日本で運転するハードルが高いのは事実。中国人の現地のガイドは「中国本土の運転免許証では、日本でそのまま運転できないので、沖縄でもバス旅行が一般的です。一部ではタクシーなどを貸し切る中国人観光客もいます」と話します。

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最終更新:9/16(土) 7:00
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