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【ムエタイ】19歳の福田海斗、ラジャダムナンビックマッチで強豪に完敗

9/15(金) 22:04配信

イーファイト

ソーソムマイプロモーター誕生日記念興行
「スック ソーソムマイ+シェフブーンタム」
2017年9月11日(月・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム

【フォト】ガードを固める福田に左ボディを叩き込むチャットペット

▼第1試合 114ポンド契約
〇チャットペット・ソープンサワット(タイ)
判定3-0 ※49-47、49-47、49-47
●カイト・ウォーワンチャイ(19=本名は福田海斗/キング・ムエ/元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)

 本場タイのムエタイで活躍する日本人トップ選手の福田が、ラジャダムナンスタジアムで開催されたビッグマッチ『スック ソーソムマイ+シェフブーンタム』に出場。前回8月に接戦を演じた強豪チャットペットと再戦したが、チャットペットがランカー・チャンピオンクラスの実力を見せつけ判定勝ち、福田を返り討ちにした。

 この日の興行は、プロモーターであるソーソムマイ氏とブーンタム氏の誕生日記念興行として行なわれ、スタジアム正面には特大の興行ポスターが掲げられた。この興行で福田vsチャットペット戦はテレビ中継され、タイでも多くのファンが目にすることとなった。

 試合は1Rから、チャットペットが素早いワンツー、フェイントを多用し素早いパンチのコンビネーション、飛び込んでのヒジなど、積極的に攻撃を仕掛ける。

 2R、福田は前蹴り、右ミドルで距離を詰めるがミドルをキャッチされコカされてしまう。チャットペットは福田の攻撃をほとんどディフェンスしクリーンヒットさせないテクニシャンぶりを見せつけ、このラウンドは2-1とチャットペット有利。

 3R、福田はさらに前進するが、チャットペットは下がりながらジャブ、左ミドルを当てる。ガードを固める福田に対し、大きくスイングして右フック。これが決まりぐらつく福田、掴まえて首相撲に持ち込むが、チャットペットは首相撲に付き合わず、両手をしっかりロックしブレイクを待つ。

 すぐに前に出る福田へチャットペットが狙いすました右ヒジ。またもクリーンヒットし鼻から出血する苦しい展開。このラウンド終了後、10-1と大きく賭け率がチャットペットへ流れた。とはいえ、福田が後半終盤に強いことを知っているギャンブラーからは依然として福田に期待する声も多く、インターバル中に「お前が勝ったら5万バーツ(約16万円)のチップだ!」と発破をかけるギャンブラーも。

 そして4R、福田はやっとチャットペットを掴まえて両腕でがっちりとロック、2発3発とヒザを当てるとギャンブラーから大声援が送られる。アゴが上がって苦しいチャットペットだが、ジャブ、前蹴りを連発して劣勢を最小限に抑え、このラウンド終了時には賭けが成立しないほどにチャットペットへ流れてしまった。

 最終5R、最後まであきらめずパンチとヒジを振るうが、ダウンさせるまでには至らず終了のゴング。結局、判定はジャッジ3者とも49-47で、福田は完敗を喫した。

 福田の試合をマッチメイクする「スック ワンキントーン」興行ウィナイ・ナックシンプロモーターは、「カイトは勝てなかったけれど、前回8月の時より良い動きだったと思う。ただ、チャットペットが良すぎたね。本当は今日勝てばノンロス(現在、ラジャダムナンフライ級6位の“オカマボクサー”)と対戦が決まりだったが、どうするかはまた考えるよ。でも今日の動きならマッチメイクしてもいいかもしれない」と、日本でも有名なノンロスとの対戦に含みを持たせた。

 日本でも有名なノンロスとの対戦となれば、国内外で大きな反響を呼ぶであろう。敗れはしたが、今後の福田の動向に注目が集まる。

最終更新:9/15(金) 22:04
イーファイト