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ステップは担げないのになぜ?保坂真由と帯同キャディの取り組み

9/15(金) 21:59配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<山陽新聞レディースカップ 初日◇15日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,351ヤード・パー72)>

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9月15日(金)、ステップ・アップ・ツアー第16戦「山陽新聞レディースカップ」が開幕。6アンダー単独首位につけたのは、プロ4年目の保坂真由。6バーディ・ノーボギー"66"で自身初の首位発進となった。

保坂はステップ・アップ・ツアーでは珍しく帯同コーチを毎試合伴って試合に挑んでいる。傍らでサポートするのは、市原大輔氏。ツアー1勝の市原建彦を兄に持ち、これまで男女ツアーで活躍してきたプロキャディだ。「私から市原さんにお願いしました。定期的に見てもらえる方がいてくれるのは心強いですし、練習ラウンドではマネジメントをともに話し合ってもらっています」。

ステップ・アップ・ツアーはレギュラーツアーのように、1人一人にキャディがつくのではなく、各組に1名のハウスキャディがつくシステム。個別の帯同キャディを伴うことはできない。だが市原氏は"担げない"のにもかかわらず、今オフに2017年シーズンはすべて帯同すると決めた。

「保坂さんとは昨年の春にたまたま話す機会があり、シーズン途中からバッグを担ぐようになりました。彼女が昨年のQTで思うような結果が出せなかったときに、"来年も帯同して欲しい"という話をもらいました。ともに仕事をするようになってから短かったですが、飛距離が魅力ですし、選手として輝く部分を感じたので、帯同を決めました」。

2017年レギュラーツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディス』でのキャディの仕事も決まっていたが、断りを入れ、オフは兄・建彦を伴ってタイ合宿へ。名門・水城高校出身でプロを目指していた経験があるが、「僕自身、技術を教える分野を学んできたわけではないので、これまでのキャディの延長線で一緒に考えています。過去にツアープロに聞いた練習法や、練習ラウンド18ホールに帯同してマネジメントの考え方を伝えることがおもですが、シーズンが過ぎるなかで、保坂さんの思考は臨機応変になってきて、判断能力は確実に上がってきています」。

試合中にキャディを帯同できないからこそ、毎試合、帯同キャディと入念な準備を行えるメリットは大きい。そして、その繰り返しがマネジメント力を高める。保坂と市原氏の試みは今大会で実を結ぶか。

(撮影:鈴木祥)<ゴルフ情報ALBA.Net>