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豪栄道、若手の壁に=阿武咲の進撃止める-大相撲秋場所

9/15(金) 21:28配信

時事通信

 上位力士を立て続けに破った21歳の快進撃を大関の意地で止めた。豪栄道は阿武咲に一気に押し込まれながらも、土俵際で瞬時に体を入れ替えて逆転勝ち。「しっかり稽古を積んできたので反応できた」と振り返った。

 今場所は立ち合いの変化が2度あったように、自ら「内容は悪い」と認める。この日は10歳も年の離れた初対戦の阿武咲が相手。八角理事長(元横綱北勝海)は「どうしても見にいって立ち合いが弱くなる」と心配していたが、持ち前の相撲勘は健在だった。

 「4横綱3大関」の豪華な番付も形ばかりのむなしい場所となり、豪栄道には日馬富士とともに盛り上げる義務がある。看板力士の意地を結果で示し、「そういうのが見せられて良かった」と胸をなで下ろした。

 置かれた状況は、昨年秋場所に似ている。2横綱3大関を破るなど活躍した隠岐の海の前に壁となって立ちはだかり、かど番で優勝を遂げた。今場所も「若手の勢いは感じる」と言うが、「それ以上に自分がという気持ち。信じてやるだけ」。この一番で、あらためて自らの思いを再確認したようだった。

最終更新:9/15(金) 21:36
時事通信