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宇野、平昌へ最高発進…今季初戦SPで自己ベスト世界歴代3位

9/16(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆フィギュアスケート ロンバルディア杯第1日(14日、イタリア・ベルガモ)

 【ベルガモ(イタリア)=倉石千種】男子ショートプログラム(SP)で、昨季世界選手権銀メダルの宇野昌磨(19)=トヨタ自動車=が今季初戦で自己ベストを0・01点上回る104・87点をマークし、首位に立った。今季から後半に組み込んだ4回転―3回転の連続ジャンプを完璧に決め、来年2月の平昌五輪(韓国)へ好発進した。佐藤洸彬(21)=岩手大=は57・94点で17位。男子フリーは16日に行われる。

 演技を終えた宇野がうなずいた。今季初戦で、自己ベストを0・01点更新。平昌五輪シーズンが最高の形で幕を開けた。「思い描いていた点数と同じ。今の演技、今の状態ではこれが自分の実力」。104・87点は世界歴代3位。それでも「点数や内容も足りない。スピンやスケーティングなど、まだできる」と慢心はない。

 今季はトウループの4回転―3回転の連続ジャンプを基礎点が1・1倍になる後半に組み込んだ。力強く流れるビバルディの「四季」の「冬」に合わせて、勢いよく踏み切った。体力が落ちる後半に高難度の連続ジャンプを成功。冒頭の4回転フリップは着地でバランスを崩したが踏ん張り、最後のトリプルアクセル(3回転半)も決めた。3本全てのジャンプを着氷した。

 14日朝、練習を終えた宇野は黒地に白文字で胸元に「UNO1」とプリントされたTシャツを着てバスに乗り込んだ。「宇野」と「ナンバーワン」を掛け合わせたように見えるデザインで、ファンのプレゼントだという。昨季は世界選手権で2位になったが、羽生には勝てなかった。五輪では勝たなければならない相手。「羽生選手はあこがれであり、尊敬できるからこそ勝ちたい」。五輪シーズンに懸ける決意は固い。

 今季初戦で自己ベストをマークし、16日のフリーでも高得点が期待される。「フリーは練習でも、できていないことの方が多い。悔いの残らないようにしたい」と気合を入れ直した。五輪まで残り5か月。「UNO」は「NO1」まで駆け上がる。

最終更新:9/17(日) 1:52
スポーツ報知