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「コミュニティの崩壊は貧困エリアだけの課題ではない」渋谷区長に聞く

2017/9/15(金) 13:35配信

BuzzFeed Japan

「外科手術のようにはいかない」

2015年4月に初当選した長谷部区長は、区議時代に後の「同性パートナーシップ条例」が制定されるきっかけを作ったことで知られ、2016年10月に策定した区の基本構想でも、「ちがいをちからに変える街。渋谷区」というスローガンを掲げた。

今後はパートナーがいる世代よりも若い、思春期にあるLGBTの子どもたちや、マジョリティにおける「アライ(LGBT当事者ではないが、理解し支援する人)」を増やす策が必要だという。こどもテーブルも家庭や学校から離れ、さまざまな地域の活動に触れる「第3の居場所」として、お互いの「ちがい」を知る場になると期待する。

長谷部区長は言う。

「都心で生き生きと暮らすことを追求していく中で、『最先端の田舎暮らし』というイメージが渋谷には合うんじゃないかと思っていて。昔からある長屋のような隣近所の顔が見えた付き合いを大切にして、それをより濃くするためにインターネットやICTを活用していく。それを渋谷区では率先してやっていきたいと考えています。

地域の課題は、外科手術のように切って縫って治る問題ではなくて、ちょっと東洋医学的というか、たくさん秘孔を突くようなことが必要で。たくさんのメニューを持つことが大切。その柱としてこどもテーブルは進めていきたいなと考えています」

伊吹早織

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最終更新:2017/9/15(金) 13:35
BuzzFeed Japan

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