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止まらない「共謀罪NO!」 日比谷野音に3千人超

9/15(金) 20:53配信

カナロコ by 神奈川新聞

【時代の正体取材班=田崎 基】犯罪を計画段階で処罰するいわゆる「共謀罪法」が7月に施行されたのを受け、新団体「共謀罪廃止のための連絡会」が15日夜、東京・日比谷で「共謀罪は廃止できる!9・15大集会」と銘打ち大規模な集会とデモ行進を行った。会場となった日比谷野外音楽堂は3千人超の満員で、市民団体の代表や弁護士、大学生らがスピーチした。

 同連絡会は世界的な人権保護団体や言論団体、平和団体のほか、国内の複数の市民団体が賛同し今月7日に発足した。

 共謀罪反対の声を上げてきた市民団体「未来のための公共」の中心メンバーで大学生の馬場ゆきのさんは冒頭、「共謀罪が強行採決されて3カ月がたちました。市民の声を無視して法律は成立、施行されましたが、それで終わりではない。『通った後に何ができるか』が問われている。だから私は今日ここにいます」と話し、廃止を目指そうと呼びかけた。

 世界的な人権保護団体「アムネスティ・インターナショナル日本」の山口薫さんも登壇。「監視を恐れるのではなく、おびえることなく、市民活動を続けていかなければいけない」と力説した。

 「共謀罪NO!実行委」の海渡雄一弁護士は、あらためて共謀罪の問題点を列挙した上で「廃止できる。負けない」と声を張り上げた。このほか「ピースボート」、「自由人権協会」、「日本消費者連盟」、国際環境NGO「FoE Japan」のほか、共謀罪に詳しい弁護士らで2日に結成した団体の代表者らも登壇。野党各党の幹部も駆け付けた。

 集会後に参加者らは日比谷野音を出発。銀座や有楽町駅近くを抜ける外堀通りを行進し、「自由に話せる社会を壊すな!」「共謀罪は絶対廃止!」などと訴えた。